エコオイル・ゼロフリクション
液体ベアリング
(オイル改質剤)
製造元 エコオイル
発売元 Zi:ta Corporation
メーカーのコメント
エコオイル・ゼロフリクションの色は、高純度・高濃度フッ素樹脂そのものの色。
このフッ素樹脂が、すばやくエンジンオイルに拡散・潤滑し、ミクロン単位でエンジン内部の金属部
をコーティングします。
これがエコオイル・ゼロフリクションの全効果の基本。
通常のオイルがダウンする700℃以上の高温でも回転部を保護し、良好な性能を維持。
さらに、内部のスラッジを剥離させ、金属表面の微細なキズを平滑化し、高い密閉性までも実現し
ます。
Zi:ta Corporation HomePage
追浜ガレージのコメント
最初紹介された時は半信半疑で、とりあえず1本、試験のために購入しました。従来は「マイクロロン」のみ耐久性を向上させる目的で使用していましたが、実際にトラブルの発生している状態では、ほとんど効果は現れませんでした。
最初にこのゼロフリクションを使用したのは某社製の1967年製造の自動車でした。エンジンオイルは漏れると言うよりかは湧いて出てきている感じで、エンジン自身の振動も大きくかなり不安のあるクルマでした。あまりにもひどくエンジンオイルが漏れている箇所は部品を交換して修理しましたが、ガスケット類からじわじわと滲んで出てくるエンジンオイルはエンジンをフルオーバーホールして全てを交換する必要があることから見送りました。エンジンオイルとオイルフィルターを同時に交換する事になって、試しにゼロフリクションをエンジンオイルに添加してみました。試運転に出発して10分位走行した辺りで信号に引っ掛かり、停車して待っているとクルマから全然振動が伝わってこなくなったからエンジンがストールしたものと思ってしまいました、実際には、エンジンはストールしておらず驚く程、静粛な状態でアイドリングで回転を続けていました。その頃から加速もスムーズになり、今迄の状態との違いがあまりも大きかったので、喜んだと言うよりかは反対に怖かったです。その後ユーザーに引き渡して様子を見てもらいましたが、1ヶ月後位に再び来店された時にエンジンルームを見ると、あれだけエンジンオイルが漏れて、グチャグチャだったシリンダーブロックが前回出庫させた時のまま綺麗な状態でした。エンジンオイルの漏れも止まっているようです。
この結果を受けて、まとめて12本購入し次から次へと試験(実験?)を開始しました。新旧問わず、また国産車外車も問わずにいろんなクルマのエンジンオイルに添加してみました。すると、同じ様にエンジンオイルの漏れは止まり、アイドリング時の振動も大幅に抑えられ、加速の状態も大幅に改善が見られました。結構メーカーの特性や、クルマ自身の特性で全て同じ様な結果になることは有り得ないと思っていましたが、どの車種でも同じ様に全て良好な結果が出て正直驚いています。
他にもエアコンプレッサー、インパクトレンチ、水中ポンプ、産業機械等いろんな動く(回転する)物で試験して来ましたが、全ての製品で良好な成績を収めました。
クルマ関係では、オートマチックトランスミッション(CVTを除く)、パワーステアリング装置、エアコンコンプレッサー等に使用して来ましたが、どれも良好な成績でトラブル、クレームは一切有りません。
追浜ガレージは添加剤と名の付くものはあまり使用していませんが、このゼロフリクションだけは例外です。ありとあらゆる物に使用して、常に良い結果だけを残しています。
もっと詳しい事をお聞きになりたい場合には、このホームページのトップページからMailボタンをクリックしてMail画面からお問い合わせください。
Zero Friction 性能試験結果
初期特製調査
空白
試験項目 | 単位 | Zero Friction無添加標準オイル | Zero Friction添加済みオイル |
---|---|---|---|
粘度 40℃ | mm²/s | 64.82 | 65.62 |
粘度 140℃ | mm²/s | 9.790 | 10.17 |
全酸価 | mgKOH/g | 2.45 | 2.38 |
全塩基価(HCI) | mgKOH/g | 9.49 | 8.36 |
酸化安定性(酸化安定度試験・ISOT)
試験項目 | 単位 | Zero Friction無添加標準オイル | Zero Friction添加済みオイル |
---|---|---|---|
ISOT @165.5℃×48時間 | |||
粘度 @40℃ | mm²/s | 65.13 | 66.49 |
@100℃ | mm²/s | 9.801 | 10.03 |
粘度変化率 @40℃ | 1.00 | 1.01 | |
@100℃ | 1.00 | 0.99 | |
全酸化 | mgKOH/g | 3.42 | 3.46 |
全酸化増加 | mgKOH/g | 0.97 | 1.08 |
全塩基価(HCl) | mgKOH/g | 3.95 | 2.96 |
全塩基価増加 | mgKOH/g | -5.54 | -5.40 |
ペンタン不溶分(B法) | mass% | 0.02 | 0.38 |
トルエン不溶分(B法) | mass% | 0.02 | 0.37 |
ISOT @165.5℃×96時間 | |||
粘度 @40℃ | mm²/s | 61.00 | 62.34 |
@100℃ | mm²/s | 9.025 | 9.249 |
粘度変化率 @40℃ | 0.94 | 0.95 | |
@100℃ | 0.92 | 0.91 | |
全酸化 | mgKOH/g | 4.46 | 4.10 |
全酸化増加 | mgKOH/g | 2.01 | 1.72 |
全塩基価(HCl) | mgKOH/g | 0.84 | 0.76 |
全塩基価増加 | mgKOH/g | -8.65 | -7.60 |
ペンタン不溶分(B法) | mass% | 0.02 | 0.38 |
トルエン不溶分(B法) | mass% | 0.02 | 0.36 |
ISOT @165.5℃×120時間 | |||
粘度 @40℃ | mm²/s | 63.00 | 64.35 |
@100℃ | mm²/s | 9.127 | 9.192 |
粘度変化率 @40℃ | 0.97 | 0.98 | |
@100℃ | 0.93 | 0.90 | |
全酸化 | mgKOH/g | 4.58 | 4.43 |
全酸化増加 | mgKOH/g | 2.13 | 2.05 |
全塩基価(HCl) | mgKOH/g | 0.68 | 0.87 |
全塩基価増加 | mgKOH/g | -8.81 | -7.49 |
ペンタン不溶分(B法) | mass% | 0.04 | 0.51 |
トルエン不溶分(B法) | mass% | 0.03 | 0.41 |
酸化安定性(NOx劣化試験)
試験項目 | 単位 | Zero Friction無添加標準オイル | Zero Friction添加済み標準オイル |
---|---|---|---|
赤外線分析によるオイルの 窒化度から判断する (1630ℓ/cmを測定) |
h | 188 | 184 |
耐オイルシール性テスト・ゴム劣化テスト(アクリル)
試験項目 | 単位 | Zero Friction無添加標準オイル | Zero Friction添加済み標準オイル |
---|---|---|---|
光洋精工 | |||
ゴム浸漬 @120℃×72時間 | |||
ゴム材 | #234 | #234 | |
体積変化率 | % | ;+3.1 | +2.9 |
質量変化率 | % | +1.7 | +1.6 |
硬さ変化 | 1RHD | -3 | -2 |
引っ張り強さ変化率 | % | -3.0 | -0.4 |
伸び変化率 | % | -3.5 | -6.8 |
NOK | |||
ゴム浸漬 @120℃×72時間 | |||
ゴム材 | T676 | T676 | |
体積変化率 | % | +1.5 | +1.4 |
質量変化率 | % | +0.6 | +0.4 |
硬さ変化 | 1RHD | -1 | -1 |
引っ張り強さ変化率 | % | +0.6 | +3.1 |
伸び変化率 | % | -14.4 | -15.2 |
耐オイルシール性テスト・ゴム劣化テスト(シリコン)
試験項目 | 単位 | Zero Friction無添加標準オイル | Zero Friction添加済み標準オイル |
---|---|---|---|
NOK | |||
ゴム浸漬 @150℃×72時間 | |||
ゴム材 | S708 | S708 | |
体積変化率 | % | +18.2 | +17.5 |
質量変化率 | % | +10.9 | +10.4 |
硬さ変化 | 1RHD | -20 | -18 |
引っ張り強さ変化率 | % | -10.3 | -11.6 |
伸び変化率 | % | +13.6 | +11.4 |
耐オイルシール性テスト・ゴム劣化テスト(フッ素)
試験項目 | 単位 | Zero Friction無添加標準オイル | Zero Friction添加済み標準オイル |
---|---|---|---|
光洋精工 | |||
ゴム浸漬 @150℃×72時間 | |||
ゴム材 | #464 | #464 | |
体積変化率 | % | +0.6 | +0.4 |
質量変化率 | % | +0.1 | +0.1 |
硬さ変化 | 1RHD | +4 | +4 |
引っ張り強さ変化率 | % | -31.2 | -30.8 |
伸び変化率 | % | -62.6 | -63.1 |
NOK | |||
ゴム浸漬 @150℃×72時間 | |||
ゴム材 | F975 | F975 | |
体積変化率 | % | +1.0 | +1.0 |
質量変化率 | % | +0.3 | +0.3 |
硬さ変化 | 1RHD | +3 | +4 |
引っ張り強さ変化率 | % | +0.6 | -1.7 |
伸び変化率 | % | -72.8 | -74.1 |
耐水性(坑乳化性試験・A潤滑油乳化試験)
試験項目 | 単位 | Zero Friction無添加標準オイル | Zero Friction添加済み標準オイル |
---|---|---|---|
蒸気乳化度 (JIS K2520-3.3改) |
別記① | 別記② |
別記①
時間 | 油層 | 乳化層 | 水槽 | |
---|---|---|---|---|
1回目 | 24h | 34.0 | 20.5 | 0.5 |
48h | 39.0 | 15.5 | 0.5 | |
72h | 41.0 | 13.5 | 0.5 | |
2回目 | 24h | 34.0 | 20.5 | 0.5 |
48h | 39.0 | 15.4 | o.6 | |
72h | 41.0 | 13.4 | 0.6 |
時間 | 油層 | 乳化層 | 水槽 | |
---|---|---|---|---|
1回目 | 24h | 35.0 | 19.5 | 0.5 |
48h | 39.0 | 15.4 | 0.6 | |
72h | 40.0 | 14.4 | 0.6 | |
2回目 | 24h | 35.0 | 19.5 | 0.5 |
48h | 39.0 | 15.5 | 0.5 | |
72h | 40.0 | 14.5 | 0.5 |
別記②
耐摩耗性(シェル内四球試験)
試験項目 | 単位 | Zero Friction無添加標準オイル | Zero Friction添加済み標準オイル |
---|---|---|---|
摩耗痕径 40kg、1200rpm、@60℃×1時間 |
mm | 0.47 | 0.46 |
耐摩耗性(耐荷重能力)
試験項目 | 単位 | Zero Friction無添加標準オイル | Zero Friction添加済み標準オイル |
---|---|---|---|
曽田式 | |||
合格限界荷重 (JIS 750rpm) |
MPa | 0.25 | 0.25 |
チムケン | |||
OK値 800rpm、@40℃×10分 |
kg (LB) |
8.1 (18) |
5.4 (12) |
余白