SAE粘度規格

例えば「10W-50」と記載されていますが、ここではハイフンの左側と右側に分けて説明して行きます。

左側は低温側粘度指数と言い、エンジンが始動可能な最低温度(エンジンオイルが流動出来る状態)で表されます。

0W
-35℃

5W
-30℃

10W
-25℃

15W
-20℃

20W
-15℃

右側は高温側粘度指数と言い、エンジンオイルが100℃の時の動粘度を表しています。

20
7.5mm²/s

30
11.0mm²/s

40
14.5mm²/s

50
19.0mm²/s

サーキット走行等、高温化で過酷に使用する場合には、高温側粘度指数が大きい方が有利と言えます。