2020年01月02日　(晴れ所により曇り)
021516km～021516km

島姫神社旧蹟碑

『追浜ガレージ(兵庫県丹波篠山市)』から、

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兵庫県丹波市にある某事業所への通勤途中で見つけた、

『追浜ガレージ(兵庫県丹波篠山市)』から程近い場所にある鳥居・・・。

今日は、そんな鳥居の先に祀られた神社を訪ねてみる事になりました。

『姫島神社旧蹟』由来

西日本旅客鉄道福知山線篠山口駅東方の兵庫県道299号線を北上して、

直ぐに差し掛かる三叉路は大沢弁天交差点と呼ばれ、右折してすぐ右手の小丘に島姫神社旧蹟が祀られている。

昔、大沢一帯は大きな沼沢地であったことから「大沼沢地」と呼ばれ、

それがのちに大沢という地名になった。

既に、平安時代中ごろの長保三年（1001年）に仏性院領として大沢荘の名がみえている。

水辺で生活する荘民らが、七福神の一人で水辺の守護神でもある弁財天を島姫神社の名で祀り、

除災・水航の安全を祈った。

かくして、島姫神社あたりは大沢弁天とよばれるようになった。

江戸時代のはじめ、一帯は未だ約三十町歩の広さを有する池であった。

それを大沢組の大庄屋杉本八右衛門が藩の許可を得て干拓に着手、

排水流路を穿って池の水を篠山川に落とし、一帯を美田とすることに成功したのである。

現在、島姫神（市杵島姫命）は大沢の八幡神社に合祀されている。

往時、神社のあるところは弁天が鼻と言われ、

また、対岸の山上は灯台の役目をしていたことから「火ともし山」とよばれている。

小さな祠の前に立って周囲を見回すと、かつて池であったころの情景が浮かんでくるような気がしてくる。

出典：篠山歴史散歩

2020年01月31日　作成