4JJ1-TCS ディーゼルエンジン (市販品)
小型トラック「エルフ」に搭載。 尿素水を使用することなく、エンジンのポテンシャルアップ+DPDにより、ポスト新長期排出ガス規制に適合。小型トラックに相応しい利便性を確保。 高圧・低圧2種類のターボを、最適に制御する2ステージターボを採用。エンジンの全回転域で高効率なターボ効果を発揮。 燃焼効率を損なうことなく、高EGR化を実現してNOxを低減。低回転域のトルクも高め、燃焼向上に貢献するクリーンエンジン。
エルフ CNG-MPI (市販車)
「平成22年排出ガス規制(ポスト新長期排ガス規制)」から、NOxをさらに70%以上、PMは100%低減。 インジェクターをエンジンの気筒毎に配置し、燃料の噴射量や噴射タイミングのきめ細かなコントロールを可能にした燃料噴射システムMPI(マルチポイントインジェクション)を搭載。
みまもりくんオンラインサービス (市販品)
最新の通信技術とGPSの活用により、車両の運行状況をリアルタイムに収集しデータ解析を行なう「みまもりセンター」を介し車両と事務所を双方向で繋ぎリアルタイムの運行管理を可能とします。 車両側では、運行中の省燃費や安全運行に関する情報をリアルタイムに把握できる一方、事務所側では車両の現在位置の他、様々な運行情報を確認でき、物流業務の効率化をサポートします。
4HK1-TCH ディーゼルエンジン (市販品)
中型トラック「フォワード」などに搭載。 尿素水を使用することなく、エンジンのポテンシャルアップ+DPDにより、ポスト新長期排出ガス規制に適合。 2ステージターボの搭載により、全回転域において高効率なターボ効果を発揮。 環境性能と経済性能を両立させた軽量でクリーンなエンジン。
DL201 ディーゼルエンジン (参考出展)
1959年発売された初代「エルフ」に翌年追加展開されたDL200は国内初の小型トラック用軽量・高性能ディーゼルエンジンです。展示中のDL201は、DL200の改良機として1961年に生産されたものです。
その燃費の良さにより、「エルフ」はディーゼル小型トラックの先駆けとなり、「ディーゼルのいすゞ」として高い評価をいただきました。
大型安全技術 (安全技術)
「プリクラッシュブレーキ」を採用した「VAT」と「IESC」により、通常走行時から大型車の予防安全をトータルサポートする、先進のセーフティーテクノロジーです。
「VAT」は、高精度のミリ波レーダーや各種センサーを駆使して、事故の危険を早期に可視化し、ドライバーの認知・判断・操作をトータルにサポートします。
「IESC」は、ドライバーの操作状況や車両の挙動変化をセンサーで検知し、連結車特有のジャックナイフ現象や横転・横滑りなどを抑制して、車両姿勢を安定化させます。
6UZ1-TCH ディーゼルエンジン (市販品)
大型車両「ギガ[単車・トラクタ]」に搭載。 後処理装置として、DPDシステムの後流の「尿素SCRシステム」を追加してポスト新長期排出ガス規制に適合。
軽量・コンパクトな設計で、単車における積載量確保に貢献。 燃費効率の良い回転域(低燃費回転域)が広い。 低回転域でも高いトルクで、燃費と動力性能を両立させた、パワフルでクリーンなエンジン。
10TD1 ディーゼルエンジン (参考出展)
大型車両用として1997年に生産開始、「ギガ」シリーズの重量物運搬トラクタに搭載。 無過給大排気量30.4L、600馬力の国内トラック用最高出力で大量輸送を支えました。
この10TD1を最後に、エンジン開発の主眼は、小型化・高効率化・高過給小排気量の追求へと移行していくことになります。
DA4/DA6 ディーゼルエンジン (参考出展)
いすゞディーゼルエンジンの原点となった6気筒のDA6と4気筒のDA4からDA4を展示。 DA6は5トン牽引車、鉄道牽引車などに搭載されました。 当時のディーゼルエンジンとしては非常に煙の少ない運転を実現し、騒音・振動・故障も少ないエンジンでした。
エルガ ハイブリッド (市販車)
大型路線バス「エルガ」の進化版、「エルガハイブリッド」。 ディーゼルエンジン/オートクラッチ/モーター/AMT(自動変速式マニュアルトランスミッション)/リチウムイオンバッテリーで構成し、環境性能と走行性能を両立させた、パラレル方式ハイブリッド路線バスです。 発進時はモーターのみでスタート。加速時はモーターがエンジンをアシストし、定常走行時はエンジンのみで走行します。また、減速時には回生ブレーキでエネルギーを回収しバッテリーに充電。発進・停止の多い路線バスに最適なシステムです。
ギガ ダンプ (市販車)
「燃費と積載量」を追求し、排ガス規制ポスト新長期規制に対応しています。 エンジンには小排気量の6UZ1-TCH、トランスミッションにはスプリッター機能付8MTを採用することで、積載効率の向上と、軽量化による燃費向上を図っています。
エクステリアの変更とともに、ヘッドランプを刷新。配光特性にすぐれたステップリフレクター(反射鏡)で視認性を高めました。
フォワード Sカーゴクール (市販車)
いすゞオリジナル完成車「F-CARGO」シリーズの温度管理バンとして、食品の定温輸送に最適な装備をパッケージングしました。ロールボックスパレットを用いた店舗配送をメインとしつつ、多彩な輸送形態に対応可能な汎用性を確保し、使い勝手を高めています。
いすゞミューエックス (参考出展)
東南アジア中心に販売しているPPV(パッセンジャーピックアップビークル)をフルモデルチェンジ。快適性、安全性を更に高め、タイやオーストラリアをはじめ、海外のニーズにも応えます。
ホイールベースは、ベースとなったピックアップトラック(D-MAX)よりも250mm短縮することで、取り回しが良く、スポーティーなスタイルを実現しました。
快活、流麗、骨太、本質をコンセプトに、多目的で実用性に富んだ機能を、躍動感あふれるフォルムの中に凝縮しました。 インテリアは、運転する楽しさと使い勝手を追及しました。また、3列シートの後ろ2列は可倒式で、様々な形状の積載物にも対応します。
フォワード 6×6 (市販車)
高走破性を確保するため、全軸駆動タイプの六輪駆動(6WD)を採用。不整地走破性、軟弱地通過性、地形障害通過能力が高く、その踏破性能と登坂性能で、広域林野火災や、豪雨による浸水など、大きな災害に対応できます。最低地上高、アプローチアングル、デパーチャーアングルは、一般車よりも高く設計してあります。