本田技研工業株式会社
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小間番号:SMC12

今回は、「つくる・つかう・つながる技術で実現する、安心で快適な暮らし」をテーマに、さまざまな製品を出展します。高圧水電解システム「Power Creator」を採用したHonda独自のスマート水素ステーション(SHS)でエネルギーを「つくる」、新型「FCV(仮称)」でエネルギーを「つかう」、FCVや電気自動車(以下、EV)の電力を外部給電器「Power Exporter 9000」でコミュニティや家庭・施設に供給して「つながる」といった、Hondaならではのスマートコミュニティのかたちを紹介します。
また、再生可能エネルギーに対応したV2H対応DC普通充電器「Honda Power Manager」を用いたFCVからの給電や、再生可能エネルギーキャリアの形態のひとつである着脱可能なモバイルバッテリーパックの活用を提案するとともに、そのバッテリーパックを電源とする超小型EVのコンセプトモデルを参考出品します。

余白

ホンダパワーマネージャー (V2H対応 DC普通充電器) (市販車(品))

家庭や公共施設(学校や公民館など)から電気自動車への給電はもちろん、電気自動車や燃料電池自動車からの電力供給も可能にするHondaのパワーコンディショナー
パワーエクスポーター9000 (外部給電器) (市販車(品))

外部給電機能を備えた車両と簡単に接続が可能、災害時等の非常用電源として活用できます。
平常時でも、アウトドアシーン等の電源として活躍します。BEV/FCVとの組合わせにおいては排気ガスゼ口、静かでクリーンな稼働で、周囲への配慮や環境負担を気にせず利用できます。
最大9 kVAの高品質な電力の出力が可能、避難所等比較的規模の大きな施設でも利用できます。
V2Lガイドラインに準拠し、汎用性(他社車両との接続互換性)を高めています。
スマート水素ステーション モックアップ (水素ステーション)

このスマート水素ステーションは、Honda独自の、 コンプレッサーが不要な高圧水電解システムを採用し、高圧水素タンクから充填ノズルまでの主要構成部位を世界で初めてパッケージ型に収納しました。
簡便:Simple
パッケージ化によって、工場出荷後の設置工事期間が大幅に短縮できます。
小さい:Small
パッケージ化によって、設備の設置面積を大幅に削減できます。
持続可能::Sustainable
ごみ焼却の余熱を利用した廃棄物発電や太陽光発電の電力により水素を製造しています。今後さらに地域の特性を活かした様々なエネルギーの地産地消を実現する水素ステーションとして、利用の拡大が期待されます。
「Honda MBEV Concept」は、着脱可能なモバイルバッテリーパックを電源とした、近距離移動に適した二人乗りの超小型EVです。必要な航続距離に合わせ、必要な数だけバッテリーパックを搭載できること、普通充電に加え、公共施設などに設置したステーションでのバッテリー交換が可能なことで、航続距離や充電時間への不満を解決しました。世界中のお客様のために、修理が比較的容易なパイプフレームを採用し、大人二人が隣合わせに着座した上で、大容量ユーティリティスペースを確保しました。さらに、パーツやアクセサリーを組み合わせれば、都市部でのコミューティングから、海や山でのレクリエーションまで、幅広い用途への適用が可能です。
ホンダ MBEV (モバイルバッテリーEV) コンセプト (参考出展)
Honda独創の技術により、市販車として世界で初めてセダンのボンネット内に燃料電池パワートレインを集約することで、大人5人が快適に座れる、ゆとりあるフルキャビンパッケージを実現。さらに700km以上の航続距離や、高出力モーターが生み出す爽快な走りを可能にしました。また、外部給電器との組み合わせにより、非常時には“移動する発電所”として電力を供給することもできます。
新型FCV(仮称) (市販車(品))