バリオリンク サスペンション (参考出展)

日本精工株式会社

小間番号:E3302

NSKの演出テーマは「アシタ未来研究所“E”」。この“E”には、これからのクルマの未来を支えるEV、Electronicsはもちろん、「Evolution=進化」「Emotion=感動」という意味も込められています。NSKは100年余りをかけて培ったトライボロジー技術とメカトロ技術を駆使し、クルマの「動き=MOTION」を「制御=CONTROL」することで、人々に「感動=EMOTION」を生み出す“あたらしい動き”を常に目指しています。NSKの考える“新しいクルマの未来”を、ぜひご覧下さい。

航空機発電機向けトロイダルCVT (参考出展)

トロイダルCVTは、変速ギヤを使用せずトラクション力で動力を伝える無段変速機です。動力伝達は高面圧下で瞬間的にガラス状に固化するトラクションオイルを介して行われます。変速ギヤを使用しないため高速回転に適しています。航空機のエンジンは高速で回転し、飛行状況によって刻々と回転数が変化します。そのため、エンジンによって回される発電機は、発電周波数を一定に保つために一定で回転させることが必要になります。トロイダルCVTを用いることで、変動するエンジン回転数を一定にして発電機に伝えることができ、航空機の安定した電力供給に貢献します。
2入力式ワンウェイクラッチ (参考出展)

2つのワンウェイクラッチを軸方向、または径方向に重ねた一体型。2つの入力源からの入力を自動選択し、出力を一本化とした構造。この構造を用いることで、周辺部品を含めたコンパクト化を実現でき、省スペースへの適用に貢献します。
高信頼性庇付きシール内蔵ハブユニット軸受 (参考出展)

庇(非接触ラビリンスリップとフランジ)によってサイドリップ付近への泥塩水堆積を抑制し、フリクションの上昇を抑えながらシール性の向上を実現させました。
ハブユニット軸受用高機能グリース (参考出展)

常用領域での基油粘度を低下させることでトルクを低減させ、基油粘度の温度依存性を低下させることで、高温下での信頼性と低温下でのフレッチング性を向上させました。
第6世代低フリクション円すいころ軸受 (参考出展)

ころ頭部と内輪大つば部の粗さを改良することで、低速域におけるフリクションを平均で60%、高速域におけるフリクションを平均で10%低減させました。
自動車用変速機向け超長寿命ニードルローラ (参考出展)

特殊加工により最表面を硬化させることで耐久性を向上させ、表層に油溜まりを形成することで油膜保持性を向上させることで、低粘度、希薄潤滑環境下における信頼性を向上させました。
プラネタリ機構用薄肉スラストニードル軸受 (参考出展)

世界最小レベルのころ(Φ1mmx長さ1.8mm)の採用により、周辺部品寸法を極力変更せず、ワッシャからの置換えを可能とし、ワッシャと比較して70%以上のトルク低減を実現しました。
電動チャージャ用軸受 (参考出展)

NSK開発材や専用設計の保持器を適用することで高温環境下での超高速回転(dmN100万)の運転を可能にしました。
電動ブレーキブースター (参考出展)

自動車の電動化、自動運転普及のトレンドの中で、ブレーキの電動化が進んでいます。回生ブレーキ協調や緊急自動ブレーキを高レベルで実現する為にブレーキアシストを電動化する「電動ブレーキブースター」が欠かせません。
電動ブレーキブースターにはいくつかタイプがありますが、最も有望視されているのがボールねじ式です。回転運動と直線運動を高効率で変換するボールねじは、モータの力をすばやくブレーキの力に変換し、緻密な制御にも応答できるので、電動ブレーキブースター、ひいてはブレーキシステムの高機能化に欠かせない部品です。
本来、ブレーキは自動車が「止まる」ための仕組みですが、ブレーキの電動化は、タイヤの独立コントロールを可能とし、意図的に4輪の制動に差をつけることで姿勢制御=「曲がる」ことに大きな役割を持つようになりました。
N S K は、キーデバイスであるボールねじの開発を通じ、ブレーキシステムの進化に貢献し続けます。
「ホイールハブモーターフィット」は、NSKが実用化を目指して改良を重ねてきた、車輪に搭載されるドライブシステムです。モータを小型化し、車輪に組み込むことで、様々な機能を生み出す技術です。NSKの技術の特長は、独自の「2 モータシステム」。2 つのモータを連携して制御すると、内蔵された小型トランスミッションが変速します。つまり、ときに力強く、ときに素早く走ることができます。また、駆動力をタイヤ毎に制御できるため、自動車の安定性を高めたり、衝突を回避したりと、様々な用途に利用できます。さらなる小型化にも成功し、様々な自動車への搭載を可能にしたこの技術は、実用化に向けて着実に前進を続けています。
ホイールハブモーターフィット (参考出展)
「バリオリンク サスペンション」は、NSKが誇るボールねじ技術とモータを組み合わせ、まるで生き物のような自在な動きを実現します。従来の左右に曲がるときの操舵はもちろん、たとえば高速道路でカーブを曲がる場合などに車輪のキャンバー角を「ハの字」に変化させることで、高い速度を維持したまま安定性を確保します。また、アクチュエータを伸縮させ、ホイールベースを変化させることも可能です。前後の車輪の間隔が短くなれば自動車の小回りが効くので、縦列駐車などもより簡単になります。さらに、バリオリンク サスペンションは、走行中の振動を少なくしたり、四輪全てに搭載すればより多彩な動きを実現します。
電気自動車のさらなる普及のためにクリアすべき技術課題の一つが、コストと航続距離の両立です。N S K がこの課題に応えるために開発を進めているのが、歯車を使わずに動力を伝える「トラクション スクウェア ドライブ」。圧縮された瞬間だけ硬くなる性質を持つ特殊なオイルを介して“ 転がり”で動力を伝達。そのため、回転速度やトルクによらず静粛性に優れているという特長があります。この画期的なトラクション減速機を高速モータと組み合わせることで、電気自動車のドライブシステム全体のさらなる小型化・軽量化を実現。スムーズな動きで電気自動車の消費電力削減に貢献します。
フレックス コーナー モジュール コンセプト (参考出展)

余白

色素増感太陽電池 (参考出展)

色素増感太陽電池は、現在主流の黒い太陽電池とは異なり、色彩性、デザイン性を付与することができます。例えば、インテリア・ポスター・ステンドグラスを色素増感太陽電池で作ることができれば、置くだけで屋内の余剰光から得られた電力でセンサー端末などを稼動させることができます。
NSKは、コアテクノロジーを色素増感太陽電池技術に展開し、透明性の高い電荷輸送剤を開発。色彩性、透明性、デザイン性に優れた「色素増感太陽電池パネル」の作製が可能となりました。
NSKは、今後も軸受などの機械要素製品の開発を通じて培ったコアテクノロジーを最先端の再生可能エネルギー技術に展開し、持続可能な社会の発展に貢献していきます。
ポール式ワンウェイクラッチ (参考出展)

ハイブリッド機構の中の、エンジンとトランスアクスルの連結部分に無潤滑環境下で使用されるワンウェイクラッチ。2モーターハイブリッド車のEV走行時に、エンジンの逆転を防止する機能を担い、EV走行を最大化します。また、エンジン走行時には、空転時のドラグを90%低減し、燃費向上に貢献します。
ラックタイプEPS (参考出展)

NSKの主力製品である軸受、ボールねじ、EPSの長年培った技術・ノウハウを活かしたボールねじ式ラックEPS。最適設計により、小型、軽量、低コスト化とともに、良好な操舵フィーリングと低作動音を実現します。また、EPSの電子制御部を冗長設計とすることで、1重故障ではアシストを止めない安全なシステムを実現させました。
耐クリープ性向上軸受(固体潤滑皮膜付き軸受/次世代クリープフリー軸受) (参考出展)

固体潤滑皮膜や軸受剛性の最適化、Oリング緊迫力の最適化などの技術により、全てのクリープ発生モードにおいてクリープ摩耗を抑制しました。
水素循環ポンプ用ステンレス軸受 (参考出展)

NSK独自のステンレス鋼ES1を使用することで、従来ステンレス鋼(SUS440C)以上の長寿命、耐久性、耐水素性を実現しました。
トラクション スクウェア ドライブ (参考出展)

電気自動車のさらなる普及のためにクリアすべき技術課題の一つが、コストと航続距離の両立です。N S K がこの課題に応えるために開発を進めているのが、歯車を使わずに動力を伝える「トラクション スクウェア ドライブ」。圧縮された瞬間だけ硬くなる性質を持つ特殊なオイルを介して“ 転がり”で動力を伝達。そのため、回転速度やトルクによらず静粛性に優れているという特長があります。この画期的なトラクション減速機を高速モータと組み合わせることで、電気自動車のドライブシステム全体のさらなる小型化・軽量化を実現。スムーズな動きで電気自動車の消費電力削減に貢献します。