いすゞ
小間番号:AC01
Create with you これからも「運ぶ」を支えるために -
ものづくりにおけるいすゞの技術と、お客様との協創活動によるソリューションの創出で、社会の生産活動を支え、豊かな暮らし・社会づくりに貢献することを基に「Create with you これからも「運ぶ」を支えるために」をコンセプトワードとしました。
安全装備を充実させた最新型車両の展示や稼働サポート「PREISM」の紹介に加えて、未来の物流ネットワークを創造したショーモデル「FL-IR」など、「運ぶ」を支えるためのラインナップを出展します。
電動化や自動運転、コネクテッド技術の普及など自動車業界を取り巻く環境変化が顕在化する中で、私たちいすゞが事業を通じてこれからも社会に貢献していくための新たな「運ぶ」を提案します。
天然ガス自動車への取り組み (技術出展)輸送用エネルギーの多様化や環境対応の観点から、天然ガスを重要な石油代替燃料の一つとして位置付け、いすゞでは天然ガス自動車の開発に取り組んでいます。極低温で液化した状態の天然ガスを燃料とする「液化天然ガス(LNG)トラック」等、天然ガス自動車の未来に向けての取り組みや技術方針をご紹介します。
また、天然ガスは「都市ガス」として一般家庭や商業施設などで広く使われているクリーンなエネルギーです。その天然ガスが、私たちの暮らしとどのように関わっているかも合わせてご紹介します。
4JZ1-TCH/TCS (市販品)
最新の排出ガス規制への対応と燃費の両立を実現した最先端ディーゼル4JZ1エンジン
D-CORE(次世代高効率エンジンシリーズ)として'07型以降のエルフの主力ディーゼルエンジンとして4JJ1 型を展開。'18型エルフではD-COREのもと、さらなる磨きをかけ、商用車用に特化した新エンジン4JZ1型を開発しました。
エンジン本体の大幅改良と後処理装置(DPD)をエンジンに近接搭載する革新的パッケージレイアウトを採用し、平成28年排出ガス規制適合および燃費性能向上に加え高出力エンジンの設定等、市場ニーズへの対応をしています。
「安心・安全で生き生きとした長距離輸送ドライバーの新しい働き方」をコンセプトに未来の物流ネットワークを創造し、ショーモデルとして表現しました。
魚類などに見られる超音波の会話や行動習性と、コネクティッドや隊列走行との類似性に着目し、エクステリアは「サメ」をモチーフに効率的なロボットのイメージを付与したバイオデザインを取り入れ、風を切り裂く有機的な形状の前絞りキャブと、その周りを覆う硬質なエアロデバイスの対比をスタイルの特徴としています。
インテリアは手動・自動の運転モード変更でダッシュボードが入れ替わるレイヤーデザインを採用。シートはセンターに配置し、快適な操作性と居住性を兼ね備えます。
ショーモデル FL-IR (参考出展)
エルガデュオ (参考出展)
いすゞと日野は国産初のハイブリッド連節バスを共同で開発しました。
効率的な大量輸送を実現するとともに、ハイブリッドシステムの採用により環境負荷にも配慮しています。
また、路線バスでは世界初の「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」を搭載し、ドライバーの異常時に乗客や乗務員が非常ブレーキスイッチを押すことで減速し停止します。
更に、自動でバス停へ誘導する「プラットホーム正着制御」、先行車との車車間通信により自動で加減速を行う「協調型車間距離維持支援システム(CACC)」、車外の移動物を検知する「視覚支援システム」等、次世代都市交通システム(ART)を想定した技術を新たに開発・搭載しました。
さらなる進化を遂げたフラグシップモデル いすゞギガ
最新の先進安全装置に加え、ドライバーへの疲労軽減装備を新たに拡充し、安全性能と疲労軽減の両輪で性能に磨きをかけました。
歩行者や自転車も検知するプリクラッシュブレーキ、右左折時の巻き込み事故抑制や車線変更を支援するブラインドスポットモニターや可変配光型LEDヘッドランプ等により安全運転に貢献します。
また、全車速で先行車に追従する全車速ミリ波車間クルーズや新ハイルーフキャブ等によりドライバーの疲労軽減に寄与します。
さらに、MIMAMORIも車両コンディション項目を拡充、安全装置の作動状況も新たにモニタリングし、お客様の安心稼働を支えます。
稼働サポート「PREISM」 (技術出展)
PREISM※は、故障を未然に防ぎお客様の使命である「運ぶ」を支えるための取り組みです。車両に搭載された情報通信端末から運行中の車両データを常時モニタリングすることで、車両コンディションを遠隔で把握。さらに、車両情報を活用した高度純正整備により、大事に至る前に予防整備を実施し故障を抑制。万が一の故障時にも、車両データの事前把握で入庫前に整備内容を予測し、整備時間の短縮に寄与します。あらゆるつながりで故障の芽を摘み、車両の「安定稼働」「高稼働」を支えるPREISMを、様々な形でご紹介します。
※PREISM: PRE=不調の発生する前/ISM=いすゞの姿勢・考え方
次世代の小型配送車「エルフEVウォークスルーバン」
ゼロエミッションや低騒音など環境にやさしいことはもちろん、EVだからこそ実現できたウォークスルー構造を組みあわせ、ドライバーの労働環境や集配作業の効率化にも配慮しています。運転席には回転シートを搭載することで、ドライバーの車内移動を助けます。
また安全面でも、従来のミラーより広い範囲を映すことができる電子ミラーシステム(CMS※1)や、車両の全周囲を確認できる3Dサラウンドマルチビュー※2を搭載し、ドライバーと周囲への安全性をサポートします。
※1カメラモニタリングシステム
※2全方位モニター
エルフEVウォークスルーバン (参考出展)
エルフ (市販車)はしる・とまる・つながるをコンセプトに大幅な改良を行った新型エルフ
新エンジン4JZ1および尿素SCRの採用により、平成28年排出ガス規制への適合とディーゼルクラストップレベルの燃費性能(はしる)※1の両立を実現。
前方の検知性能に優れたステレオカメラを採用しプリクラッシュブレーキ(とまる)をはじめとした先進安全装置を標準装備※2。
コネクテッド化し、車両コンディションの遠隔把握(つながる)及び本データを活用した高度純正整備「PREISM」の実施が可能となりました。
※1:重量車モード燃費値での比較。4WDの一部車型を除く。2019年8月現在、いすゞ調べ
※2:一部車型を除く