市光工業:路面描画プロジェクションランプ (参考出展、部品)

路面描画プロジェクションランプは、より安全・安心な交通社会の実現を目指した新しい技術です。これまで市光工業は主にドライバーの視認性向上と車両の被視認性向上のためのライティングソリューションを開発してきましたが、この新しいアプローチは歩行者や自転車、バイクなどの道路利用者とのコミュニケーションを目的とします。これにより、ドライバーだけでなく周囲の道路利用者に車両の動きや危険を分かりやすく伝え、接触事故の低減を目指します。走行音の静かな電動化車両や、死角の多いトラックやバスなどの大型車両においても効果的です。特に交差点や駐車場といった交通事故の多い場所での安全性向上に貢献します。
市光工業:次世代フロント&リアライティング (参考出展、部品)
ヴァレオ:ヒドゥン・ディスプレイ (参考出展、部品)
(株)ヴァレオジャパン

小間番号:W3401

〜見どころ〜

当ブースでは株式会社ヴァレオジャパンと市光工業株式会社が共同出展しております。

ヴァレオのエリア:創業100周年を迎えたヴァレオは、よりクリーンで、より安全で、よりスマートなモビリティの実現に向け、たゆまずイノベーションを続けています。電動化を加速するテクノロジーとして、METAx(超小型EV技術研究組合)が開発し、ヴァレオのフル電動推進システムeAccessとDC-DCコンバータを搭載したマイクロ・ユーティリティ・ヴィークル(MUV)を披露。次世代総合パワートレイン「800V 6-in-1 電動アクスル」を日本初出展します。ADASの加速については、自動運転車が都市環境で安全かつ効率的に走行するためのAIを活用したテクノロジー「パントマイム」を実演。インテリアエクスペリエンスの再創出に関して、次世代コクピット向け車載ディスプレイ「ヒドゥン・ディスプレイ」を世界初公開します。

市光工業のエリア:2023年、お陰様で私たち市光工業は創業120周年を迎えました。自動車業界が大きな変革を迎えるなか、市光工業は”ライティング・エブリウェア”をテーマに、ライティングの新しい価値をご提案します。周囲の交通利用者とのコミュニケーションを代替するe-Face(世界初公開)、インテリジェントなライティングコンセプトの次世代フロント・リアライティング(日本初公開)、より安全性を高める路面描画プロジェクションを出展いたします。

〜ステージイベントのご紹介〜

ヴァレオのエリア「パントマイム」

ヴァレオは、AI(人工知能)を活用した「パントマイム」を実演します。パントマイムは道路上の警察官、建設作業員、警備員などの画像をAIで解析し、ジェスチャーを理解し、自動運転車が指示に従うためのソリューションです。ヴァレオブースの来場者は、安全ベストをみに着けて交通誘導員のジェスチャーをして、パントマイムの認識技術を体験することができます。安全ベストを着用していないと、AIはその人を交通誘導員とは認識せず、ジェスチャーには反応しません。自動運転時代のAIテクノロジーを身近に感じられる、大人も子供も楽しめるステージです。

市光工業エリア「e-Face」

「e-Face」は自動運転車から周囲の交通利用者へのコミュニケーションの支援で安心・安全を提供する外向けHMI(Human-Machine-Interface)です。自動運転中の車両の状況に応じて文字や愛らしい表情でサインを表示します。この「e-Face」を搭載した自動運転バスに乗車した気分になれる写真撮影ブースをご用意しました。是非ご友人、ご家族でのJMS来場記念にご利用ください。
電動化・自動運転時代のくるまのための新しいライティングコンセプトです。

フロントフェイスでは、ライティングを従来のグリル部まで拡大することでデザイン性が向上するでなく、ランプとグリルの繋がりを持たせヘッドランプと併せてコミュニケーションの役割を担うなど新しい役割が期待できます。

リアファイスでは、最新のスタイリングトレンドに沿ったライティングは車両に先進的な印象をもたらし、大型のライティングエリアは”被視認性”というリアランプの最も重要な役割をさらに強化します。LEDを用いたディスプレイを配置し、車間距離の注意を促したりと後続車への安全にも配慮します。
”e-Face”は自動運転車から周囲の交通利用者へのコミュニケーションの支援で安心・安全を提供する外向けHMI(Human-Machine-Interface)です。自動運転中の車両の状況に応じて文字や表情で「発進」「横断者あり」「停車」「右折」「左折」「あいさつ」などのサインを表示します。これにより、ドライバーが通常行う周囲の交通利用者とのコミュニケーションの一部をe-Faceが代替します。目標は、ドライバーは不在になるレベル4の自動運転サービスにおいても、e-Faceを活用して適切なコミュニケーションを取り、乗員にも交通利用者にも安全・安心でスムーズな運行を実現することです。
市光工業:自動運転車用外向けHMI ”e-Face” (参考出展、部品)
ヴァレオ:複合式バッテリーケース (市販品、部品)

ヴァレオは軽量かつ低カーボンフットプリントな「複合材バッテリーケース」を展示します。この製品はスチール製より30%軽量であり、アルミニウム製と比較して製造時のCO2排出量が最大50%削減されます。100%再生可能な熱可塑性樹脂を使用しており、融点が低くリサイクル時に排出するCO2を低減できます。欧州委員会(EC)が2023年7月に発表した自動車設計・廃車(End-of-Life Vihicle:ELV)管理に関する規則案に対応できます。ヴァレオ独自の工程により1ショットで大量生産が可能です。複合材バッテリーケースは、2020年10月に量産を開始しました。
ヴァレオ:パントマイム (参考出展、AIによるソリューション)

ヴァレオは、自動運転車が都市環境で安全かつ効率的に走行するために不可欠なツールとなる最新テクノロジー「パントマイム」を実演します。ヴァレオのAI(人工知能)の専門知識を活用したパントマイムにより、自動運転車は警察官、建設作業員などの交通整理の動作や、自動車などの交通弱者のジェスチャーによる指示を認識・理解し、従うことができるようになります。現在処理が困難な道路工事の現場のように複雑な環境で自動予測することが重要です。ヴァレオブースでは、来場した方々が交通整理のジェスチャーをしてパントマイムの認識技術を体験することができます。
ヴァレオ800V 6-in-1 電動アクスルは、EV向けの次世代統合パワートレインです。電動モータ、インバータ、減速機、電力配分ユニット、車載充電器、DC/DCコンバータを1つのユニットに搭載し、最大出力は140kW、最大トルクは2700Nmです。双方向車載充電器はバッテリーの充電に加え、充電ネットワークにエネルギーを再注入でき、将来のスマート・グリッドにエネルギーを供給可能です。ヴァレオはすべてのサブシステムを自社で設計・製造しています。モジュールデザインにより、組立とアップグレードが柔軟になり、メンテナンス性を向上させました。軽量コンパクトなデザインにより、フロントとリアに搭載が可能です。
ヴァレオ:800V 6-in-1 電動アクスル (参考出展、部品)
48Vシステムのニューモビリティへの搭載の提案として、ヴァレオはMET Ax(超小型EV技術研究組合)が開発し、ヴァレオの定評あるフル推進システム「ヴァレオ eAccess」とDC-DCコンバータを搭載したマイクロ・ユーティリティ・ヴィークル(MUV)を初展示します。このMUVは、小規模配送等での運用を想定したバイクより大きく軽自動車より小さい超小型モビリティです。四輪だからバイクより安心で、軽自動車より二回りも小さく小回りが利く、気軽に運用できるEV時代の新しい選択肢です。
ヴァレオ:48V eAccess搭載 コンセプトEVミニカー (参考出展、コンセプトカー)
ヴァレオは、次世代コクピット向け車載ディスプレイである「ヒドゥン・ディスプレイ」を初展示します。ヒドゥン・ディスプレイははその名の通り、電源オフの状態では車室内のテクスチャーに同化して隠れていますが、システムが起動するとシームレスで直感的なタッチスクリーンは表示されます。ワイドで高解像度なディスプレイ前面にアニメーションを表示することができ、ダイナミックにシンボルを配置できます。目を引くデザインと機能の組み合わせにより、具体的かつ強力なブランド・シグネチャを演出します。
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