熱収縮チューブ
電線の接続部分を絶縁保護します。
今回は、近くのホームセンターで購入しましたオーム電機製の熱収縮チューブで紹介して行きます。
この製品は外径が2mm、3mm、4mm、6mm、8mm、10mmの種類が有り、それぞれが長さ1mの長尺品が折り曲げられてパッケージされています。
まず、使用方法から見て行きましょう。
@接続する配線を用意します
A熱収縮チューブを通し、配線を接続します
B熱収縮チューブの中心に接続部を配置します
C工業用ドライヤーで熱して行きます
D作業が終了しました
使用方法はご覧の通りで、配線の接続部に熱収縮チューブを被せ工業用ドライヤー(無ければ容量の大きな家庭用ドライヤー)で熱風を吹き付ければ、収縮して配線の接続部を絶縁保護します。
注意点としては、配線の接続部よりも熱収縮チューブを長めにカットして余裕を持たせて使用する事。
また、ライター等で熱する方もおられますが、この場合には大幅に酸化したり、場合によっては炭化してしまい強度的に影響を与える場合が有りますので避ける事をお勧めします。
今回使用しましたオーム電機製の熱収縮チューブの仕様として、
連続使用可能温度 -55℃〜+100℃
収縮開始温度 75℃
内径収縮率 40%
長さ収縮率 15%
電気的特製 絶縁破壊電圧 50kv/mm
以上の内容がパッケージ裏面に記載されています。
製造メーカー、製品によりこの仕様は変わります。
使用する箇所等を勘案しながら適合する製品を使用して下さい。