ワイパーブレードリフィールを交換します

PITWORKブランドのワイパーブレードリフィールを用意しました

ワイパーアームを持ち上げる様に起こします

ロック爪を押します

ワイパーブレードが外れました

当て布を敷き、ワイパーアームを戻します

ワイパーブレードリフィールの固定側

固定側から引き抜き、スライドさせます

取り外したリフィール(左)と新品(右)

ワイパーアームからワイパーブレードが外れました。

ここで一旦、ワイパーアームを元の状態に戻し、ウィンドウシールドガラスとの間に当て布を敷きます。

これで、万が一ワイパーアームが何等かの原因で倒れてしまい、ウィンドウシールドガラスが損傷をしてしまったという事態は起きなくなります。

またワイパーアームが作動する可能性が有る状態で作業する場合には、ワイパーアームの先端に当て布を巻き付け、テープで止める等の処置を行う事がトラブルを未然に防ぐ事になります。

安全策を講じましたら、ワイパーブレードを手に取り端部の固定側とスライド側を確認します。

ワイパーブレードリフィールの固定側は、ワイパーブレードのアーム部がスライドする溝を塞き止めた構造となっていますので、塞き止められている部分にはまり込んでいるワイパーブレードのアーム部を、ワイパーブレードリフィールの塞き止め部を乗り越える様にスライド部へ移動させます。

塞き止め部を乗り越えさせるのが手の力だけでは困難な場合にはプライヤー等の工具でワイパーブレードリフィール固定側の最端部を挟み、引き抜く様に塞き止め部を乗り越えさせます。

この場合には、ワイパーブレードのアーム部を変形させない事が大切になって来ます。

塞き止め部を乗り越えましたら、そのままスライドさせワイパーブレードのアーム部からワイパーブレードリフィールを外します。

外れましたワイパーブレードリフィールと、新品のワイパーブレードリフィールを並べて比べると、外したワイパーブレードリフィールのエッジ部(ウィンドウシールドガラスとの接触部)にざら付きが有る事が判明しました。

このざら付きが、ワイパー作動時の吹き残しの筋となってしまう訳です。

新品のリフィールを取り付けます

塞き止め部迄スライドさせました

塞き止め部を乗り越えさせて取り付けが完了です

ワイパーブレードを裏側から見ています

ワイパーアームにブレードを取り付けます

交換作業が完了しました

準備している新品のワイパーブレードリフィールをワイパーブレードのアーム部に取り付けます。

ツインレール(ステンレス製の金具)が外れない様に注意しながらスライドさせ挿入して行きます。

この時に、ワイパーブレードリフィールの挿入方向は、ワイパーアームの支点側がワイパーブレードリフィールに固定側になる様にします。

万が一、ワイパーブレードリフィールの固定側が外れてしまった場合、反対側に取り付けられているとワイパーアームが作動時、遠心力によりワイパーブレードリフィールが段々ワイパーブレードのアーム部から外れて行き、アーム部が直接ウィンドウシールドガラスに接触する事になり傷を付けてしまう事になってしまいます。

最後にワイパーブレードリフィールの固定側に設けられている塞き止め部を、ワイパーブレードのアーム部の爪1箇所を乗り越えさせ、確実に塞き止め部に挿入させます。

この状態になりましたら、ワイパーブレードリフィールが、確実にワイパーブレードのアーム部に取り付けられているかを再度確認します。

確実に取り付けられておりましたら、ワイパーアームを再度起こし、ワイパーアームにワイパーブレードを取り付けます。

この時にも、ワイパーブレードのUフックの爪部が確実にワイパーアームの取り付け部に入り、ロックされた事を確認します。

確実に取り付けられている事が確認出来ましたら、ワイパーを作動させ、作動状態、拭き取り具合等を確認します。

この時には、ワイパーブレードリフィールを早期摩耗させる、ウィンドウシールドガラスに傷を付ける等のトラブルを避ける為に、ウィンドウシールドガラスを濡らすか、ウォッシャーを同時に作動させて確認します。


フロントワイパーアームは運転席側、助手席側共にワイパーアームが起き上がって保持するタイプですが、リヤワイパーアームは完全には起き上がらず、保持も出来ませんので、少し手で持ち上げた状態にしてからワイパーアームからワイパーブレードを外す様に作業をします。

簡単な作業ですが、確実にワイパーブレードリフィールが取り付けられていないとウィンドウシールドガラス等
に傷を付けてしまいますので十分に注意して作業を行います。


2005年10月25日 32814km

ワイパーを作動させると、筋が2〜3本残る様になって来ました。

まだ早いかなあ?

そろそろかなあ??

いつも、ワイパーブレードリフィールはこの位の時期に交換する様にしています。

まだまだ使用出来るかも知れないけれど、早目の交換が安心です♪

今回用意したワイパーブレードリフィールはPITWORKブランドの、超撥水タイプの製品です。

ウィンドウシールドガラスに撥水加工しているから、この製品を使用すると皮膜が長持ちして雨天時等の視界を良好な状態に長期間保つ事が出来ます。

通常のワイパーブレードリフィールを使用すると、天候、使用状況のもよりますが撥水処理が1か月も効果が持続しない場合も有ります。

この超撥水タイプのワイパーブレードリフィールを使用すると、追浜ガレージのFavorite Car 5号機の場合には前回撥水処理を実施した時から半年以上の時期が経過しているのに、まだ撥水処理が効いています。

この超撥水タイプのワイパーブレードリフィールを使用すると、撥水処理された部分の皮膜が消耗して来ると、ワイパーブレードリフィール自身から撥水処理を行おうとする成分がウィンドウシールドガラスに移動する様に作用します。言い換えればワイパーブレードリフィール自身が作動する度にウィンドウシールドガラスに撥水処理を行ってくれている状態となっている訳です。

早速ワイパーブレードリフィールの交換作業に入ります。

追浜ガレージのFavorite Car 5号機の場合、フロントワイパーアームは起き上って保持するタイプなので、持ち上げる様に起こします。

そのまま保持させ、Uフック型ロック機構のロック爪を指で押し、ワイパーブレードをワイパーアームの支点側へスライドさせます。

ワイパーブレードリフィール交換