エアクリーナーエレメント交換

2009年07月11日 050117km

エアクリーナーエレメントホルダーの新品のエアクリーナーエレメントを取り付けます。

新品のエアクリーナーエレメントとエアクリーナーエレメントホルダーの間に隙間が無い事を確認しておきます。

新品のエアクリーナーエレメントを取り付けたエアクリーナーエレメントホルダーを、エアクリーナーケースに挿入します。

新品のエレメントを取り付けたホルダー(表側)

新品のエレメントを取り付けたホルダー(裏側)

エアクリーナーエレメントホルダーよりエアクリーナーエレメントを取り外します。

エアクリーナーエレメントを取り外した後、エアクリーナーエレメントホルダーを清掃し、細かな異物も取り除いておきます。

取り外したエアクリーナーエレメントホルダーに組み込まれたままの状態のエアクリーナーエレメントを確認すると、かなり汚れているのが良く解ります。

エアクリーナーエレメントを組み込んだままの状態でエアクリーナーエレメントホルダーを取り外した後、エアクリーナーケース内を点検し、異物を取り除いておきます。

この時、エアクリーナーケースのエアクリーナーエレメント取り付け部よりのエンジン側に、一切の異物等が入り込まない様に十分に注意する必要があります。

エアクリーナーエレメントをエアクリーナーエレメントホルダーに組み込まれたままの状態で、エアクリーナーケースより取り外します。

日産自動車が発売しています純正部品としてのエアクリーナーエレメントと、PITWORKブランドのエアクリーナーエレメントは湿式のエアクリーナーエレメントで、清掃してからの再使用は出来ません。

誤って清掃してしまった場合には、吸入空気の洗浄能力が低下している可能性が有りますので、交換する事を推奨いたします。

また、汚れが酷い場合は、走行距離が60000kmに達していなくても交換する事を推奨いたします。

エアクリーナーエレメントを外した時にエアクリーナーケース内を確認しますが、この時に異物の混入が認められた場合には必ず異物を手で取り出すか、エアクリーナーケースを取り外してからエアブローする等して清掃を行ってください。

エアクリーナーケースを取り付けたままエアブローする等で清掃すると、エアクリーナーケース内の異物が、エアクリーナーエレメントを取り外している為、エアクリーナーエレメント以降のエアダクト内に入ってしまい、折角エアクリーナーエレメントでエンジン内部に吸入されない様に留まっていた異物をエアクリーナーエレメント以降のエアダクトへ押しやってしまい、結局エンジンに供給される吸入空気に混ざってエンジ内部へ吸入される為、エンジン自身にトラブルを発生させる要因にもなり兼ねません。

また、取り外したエアクリーナーエレメントに変形や損傷等の問題が発生している場合には、エアクリーナーエレメント以降のエアダクトやエンジン内部に異物が入り込んでいる場合が有りますので、点検が必要になります。

新品のエアクリーナーエレメントを装着する時にも、変形や損傷等をさせない様に慎重に行う事が必要になってきます。

6号機の様に、エアクリーナーエレメントが複数取り付けられている車両の場合、取り付けられている全てのエアクリーナーエレメントは必ず同時に交換する事とします。


日産自動車が定める”Z33型車”のエアクリーナーエレメントの定期交換時期は60,000km・・・。

6号機では、新車よりの運行を開始し、総走行距離が50,000km越えたのを期に少し早目の交換を行う事にしました。

エアクリーナーエレメントホルダーをエアクリーナーケースの挿入出来ましたら、エアクリーナーエレメントホルダーを車両に対し後方へと押し付けます。

エアクリーナーエレメントホルダーを車両に対し後方へと押し付けたままの状態を保ちながら、クリップクランプ 2箇所を固定し、エアクリーナーケース内にエアクリーナーエレメントホルダーを固定します。

左右2箇所に取り付けられたエアクリーナーエレメントを同時に交換し、作業を完了しました。

ホルダーをケースに挿入します

クリップクランプで固定します

ホルダーを車両後方へと押し付けます

車両より取り外したエアクリーナーエレメントと、新品のエアクリーナーエレメントを比較くしてみました。

いかに汚れているか一目瞭然ですね。

エアクリーナーエレメントの交換作業を開始します。

エアクリーナーケース上部の取り付けられているエアクリーナーエレメントホルダーを固定しているクリップクランプを2箇所外します。

エアクリーナーエレメントホルダーを車両に対して前方へと移動させます。

クリップクランプ 2箇所を外します

エレメントホルダーを車両前部方向へ移動させます

クリップクランプが外れました

エレメントをホルダーに組み込まれた状態で取り外します

取り外したホルダーに組み込まれた状態のエレメント

車両左側のエアクリーナーケース

車両右側のエアクリーナーケース

ホルダーからエレメントを取り外しました

今回も、PITWORKブランドのエアクリーナーエレメントを用意しました。

PITWORK

エアクリーナーエレメント

品番:AY120-NS050  (2個)

車両左側のエアクリーナー

車両右側のエアクリーナー

6号機 エンジンルーム全景

エアクリーナーエレメントの交換が完了しました

エアクリーナーエレメント  上側:新品、下側:取り外した物

用意したPITWORKブランドのエアクリーナーエレメント