取材車両 AK12-204544
入庫日   2005年09月22日
走行距離 70207km

新品の日産純正センターデッキ

今回は、車両に取り付けられている日産純正センターデッキが故障してしまい、同じ製品の新品に交換されるユーザーがおられましたので、この内容を掲載いたしました。



この車両に取り付けられているセンターデッキを取り外す為には、クラスターリッドCを小物入れ、センターデッキが取り付けられたままアッセンブリーで取り外します。

まず小物入れを開けます。

小物入れの上部左右2箇所に取り付けビスが2本取り付けられており、このビスを隠す為に目盲キャップがはめ込まれています。

この目盲キャップをドライバー等を使用して外します。

この時、傷等を付けてしまわない様にドライバーの先端にウエスを巻く等の対策を講じます。

目盲キャップが2個外れましたら、中に隠れておりましたビスを2本外します。

次にクラスターリッドCを下側から見ると、下側左右2箇所に取り付けビスが2本取り付けられています。

この2本のビスを外します。

以上でクラスターリッドCは簡単に手で引き出す事が出来ます。

クラスターリッドCを少し引き出した所で、センターデッキの後部に挿入されていますカプラー2個とアンテナケーブル端子を外します。

カプラー2個は、ドライバー等で爪を押し込むと外せ、アンテナケーブル端子はそのまま手で外せます。

この時に、クラスターリッドCアッセンブリーの裏側には鉄板を加工した物が取り付けられていますが、この鉄板等でインストルメントパネル等に傷等を付けない様に注意する事が大切です。

ウエスを当てがったり、ガムテープを貼る等の対策を講じます。

クラスターリッドCを正面から見ています

小物入れの蓋を開けます

目盲キャップを外します

ビスを外します

クラスターCを下側から見ています

下側のビスも外します

クラスターリッドCを手で引き出します

センターデッキに取り付けられているカプラー等を外します

クラスターリッドCがアッセンブリーで外れました

クラスターリッドCを裏側から見ます

センターデッキユニットが外れました

センターデッキのカプラー等が外れましたらクラスターリッドCを完全に取り外す事が出来ました。

次にクラスターリッドCを裏から見て、クラスターリッドCとセンターデッキユニットを取り付けているビス4本を外します。

これでクラスラーリッドCとセンターデッキユニットが分離しました。

センターデッキユニットの左右に取り付けられているセンターデッキ取り付けビスを4本外します。

これでセンターデッキは取り外せました。

センターデッキを取り外します

センターデッキユニットのブラケットと小物入れ

センターデッキが外れました

元通り組み付けて完成です

古いセンターデッキが外れましたら、新しいセンターデッキを外した時とは逆の順序で取り付けて行きます。

くれぐれもインストルメントパネル等に傷等を付けない様に注意して作業して下さい。



また、センターデッキを取り外す際、今回紹介したセンターデッキの場合にはCDプレーヤーが内臓されていますのでCDが中に残っていないかを確認します。

また、AMチューナー、FMチューナーの記憶をメモを取る等して、新しいセンターデッキを取り付けた際に同じ様に記憶させる事も必要です。

時計も現在の時刻に合っていれば、取り付け後に現在時刻に調整しますが、現在時刻とセンターデッキの時刻が違っている場合には、ユーザーがわざと早遅させている場合が有る為、ユーザーに確認してから調整する必要が有ります。

簡単な作業ですが、インストルメントパネル等傷が付き易い部品が有り、また目立つ箇所ですので十分に注意して作業しましょう。


ステレオセンターデッキ交換

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