取材車両 RPS13-328321
入庫日   2005年09月27日
走行距離 71329km

BOSCH MEGA POWER 60B24Rに交換します

これから作業を開始します

バックアップ電源を用意します

バッテリー交換は、多くの方が作業された経験を
お持ちだと思います。

しかし、バッテリーをクランプと端子を外し、単に交
換するだけではドライビングコンピューターを搭載
した車両等では記憶内容が消去されてしまい、ト
ラブルに繋がる事も多く報告されています。

ここでは最新のドライビングコンピューターを搭載
した車両に有効的な交換方法を紹介して行きます。

まず、現在のバッテリーが車両に取り付けられた
まま、バッテリーターミナルに車両電圧と同じ12V
のバッテリーを用意しブースターケーブル等で接
続します。

次に車両に取り付けられているバッテリーのクラ
ンプを取り外します。

次に車両に取り付けられているバッテリーの端子
を緩め取り外します。

この時、マイナス側端子は工具や端子がボディー
に接触しても問題は発生しませんが、プラス側端
子は工具や端子がボディーに接触すると一気に
大電流が流れ、火花が飛んだり、接触部分が焼
損する事となりますので十分に注意して作業を行
う事が必要です。

また、プラス側端子が外れましたら、ボディーと接
触した場合を考えてウエス等で覆う事をお勧めし
ます。

この状態で車両に取り付けられている古いバッテ
リーを取り外します。

バッテリーを取り外しても、バックアップ用のバッテ
リーが接続されている為、ドライビングコンピュー
ター等が搭載されている車両でも、記憶内容が消
去される事も無く安心して作業が行えます。

エンジンを始動したままバッテリーの端子を外し、
バッテリーの交換をされる方もおられますが、この
場合にはオルタネーターの端子電圧が一時期急
上昇してエンジン制御用CPU等を焼損させる場合
が有りますので、絶対に行わない様にして下さい。


バッテリークランプを外しました

ウエス等で覆って保護します

バッテリーを外しました

新しいバッテリーを挿入し、端子を締め付けました

接点復活剤を使用します

バッテリーの交換が完了しました

続いて、新しいバッテリーを挿入します。

挿入できましたら、まずバッテリー端子をプラス側、
マイナス側共に締め付けます。

この時、バッテリーターミナルが腐食していたり汚
れている様ならば綺麗に清掃します。

また おしるこちゃん は、バッテリー交換時には
接点復活剤を必ず塗布し、接触不良によるトラブ
ルを起こさない様にしています。

今回は、いつも使用しているPIT WORKのエレクト
ロンを使用しバッテリーターミナルの接触不良を
防止しました。

バッテリーターミナルの締め付けが確実に完了し
ましたらバックアップ用のバッテリーを外します。

最後にバッテリークランプを取り付けて作業は終
了です。

ここで一度エンジンを始動します。

問題無くエンジンが始動して、電装品も正常に作
動し、オーディオ関係等の設定にも狂いが無けれ
ば無事に作業が終了いています。

くれぐれもバックアップ電源を接続しているプラス
側ターミナルをボディーに接触させない様に、十
分に注意して作業を行って下さい。



バッテリー交換

余白