リモコンドアロック作動不良 修理

取材車両 RHNB14-701486
入庫日   2006年01月23日
走行距離 34788km

作動を確認します

リモコンドアロック付きキー(表)

リモコンドアロック付きキー(裏)

ビスを外しスライドさせて裏蓋を外します

バッテリーが見えました

バッテリーを外します

裏返しました

目視で確認します

サーキットテスターを使用し確認します

ユーザーからの修理依頼内容は、リモコンドアロックの作動が悪くなったのでバッテリーを交換したが、作動状態が改善されないというもの。

早速、リモコンドアロックの作動を確認します。

開閉可能な時もあるが、ほとんど作動しない事が判明しました。

これからリモコンドアロック付きキーを確認して行きます。

このリモコンドアロックは、1つのボタンで開と閉を行うタイプです。

裏側に取り付けてあるビスを外します。

裏蓋は、スライドさせる事で取り外す事が出来ます。

裏蓋を外すと、バッテリーが直ぐに確認出来ます。

バッテリーを外します。

ここで、バッテリーのプラス側と接触する端子に圧着力が無い事が判明しました。

要するにバッテリーのプラス側と端子に接触不良が起きている訳です。

リモコンドアロック付きキーを裏返し、挿入されておりますキーを抜き取ります。

まず、目視により基板、取り付け部品等に異常が無いかを確認します。

続いてサーキットテスターを使用し、可能な範囲で基板、取り付け部品等の導通状態等を確認し、スイッチを作動させた時のスイッチ両端の抵抗の変化を確認します。

今回の点検では、異常は認められませんでした。

リモコンドアロック付きキーを元通りに組み立てて行きます。

バッテリープラス側と接触する端子を修正します

バッテリーを取り付ける際、バッテリープラス側と接触する端子を少しバッテリー側へ曲げ、圧着力が与えられる様に修正しました。

また、バッテリー自身に何故か油脂が付着している様な感じを受けましたので、バッテリーとバッテリーに接触する端子をブレーキ&パーツクリーナーで綺麗に洗浄してからバッテリーを取り付けています。

再度車両の傍迄行き、リモコンドアロックを作動試験すると、確実に作動する様になりました。