製品に同梱されております『ナビゲーション本体』に取り付けられている、輸送用ブラケットを取り外します。
先ほど車両より取り外しましたオーディオセンターデッキ取り付けブラケットを、『ナビゲーション本体』に取り付けます。
製品に同梱されております『電源コード』に、車両側のコネクターに接続する為の加工をします。
別途、用意しました『配線コードキット』を、製品に同梱されております『電源コード』に接続しました。
ナビック (株式会社 錦織)
日産車用配線コードキット (10P・6P)
品番:NBC-513N
※ 『日産車用コードキット』に同梱されております『単線 青』は、今回の作業では使用しておりません。
『車速信号線』、『パーキングブレーキ信号線』、『リバース信号線』を接続した後、適切な取り回しとなる様に製品に同梱されております『信号線接続コード』を配置します。
製品に同梱されております『カーナビゲーション本体『』に接続する側の『信号線接続コード』のコネクター部を、オーディオセンターデッキを取り付ける穴より引き出しておきます。
コードをダッシュボード奥側へと隠しました
取材車両 H59A-0002070
入庫日 2009年10月24日
走行距離 1263km
センターコンソールを取り付けます。
運転席側サイドトリム、キッキングプレートを取り付けます。
クラスターリッドC (オーディオフェースパネル)を取り付けます。
取り付け準備が終わった『ナビゲーション本体』を、車両に取り付けます。
『ナビゲーション本体』に、『電源コードコネクター』、『信号線接続コードコネクター』、『GPS・デジタルTVアンテナコードコネクター』を接続します。
車両側より延びております『ラジオアンテナケーブルコネクター』も『』ナビゲーション本体に接続します。
製品に同梱されております『ナビゲーション本体』を、車両に取り付ける為の準備を行います。
車両に取り付けられておりますオーディオセンターデッキ取り付けブラケットを取り外します。
製品に同梱されております『電源ケーブル』を接続した『配線コードキット』を、、車両側のオーディオセンターデッキ接続コネクターに接続します。
製品に同梱されております『電源ケーブル』のコネクター部を、オーディオセンターデッキを取り付ける穴より引き出しておきます。
製品に同梱されております『信号線接続コード』を接続します。 『信号線接続コード』の各信号線に接続する側の端部にスリーブを通し、ギボシ オスを取り付け加工します。
『車速パルス信号線』を、スリーブを通しギボシ メスを取り付け加工済みの車両側の『車速信号線』となっている『1ピンコネクター(配線色:黄/白)』に接続します。
『サイドブレーキ信号線』を、分岐コネクターを接続しました車両側の『パーキングブレーキ信号線』となっている『パーキングレバースイッチコネクター』に接続します。
『リバース信号線』を、スリーブを通しWギボシ メスを取り付け加工済みの『14ピンコネクター 赤/青 配線』に接続します。
『リバース信号線』を検出し、接続する為の加工を施します。
車両側の『リバース信号線』は、運転席側サイドトリム内に隠されているターミナルサイドの内、14ピンコネクターの中にあります。
運転席側サイドトリム内に隠されているターミナルサイドを確認する為、(フロント)ドア右側のキッキングプレート、運転席側サイドトリムを取り外す事にします。
センターコンソールを取り外しました。
パーキングブレーキレバーのフロアパネル側(根元側)に、パーキングブレーキスイッチが見え、コネクターが接続されている事が解ります。
別途、分岐コネクターを作成します。
この分岐コネクターを、パーキングブレーキスイッチとパーキングブレーキスイッチコネクターとの間に接続し、車両側の『パーキングブレーキ信号線』よりパーキングブレーキ信号を取り出します。
『パーキングブレーキ信号線』を検出し、接続する為の加工を施します。
車両側の『パーキングブレーキ信号線』は、センターコンソールに隠れた場所、
パーキングブレーキスイッチに接続されておりますコネクターコードとなっています。
センターコンソールを取り外します。
センターコンソールは、ビス 2本で取り付けられています。
クラスターリッドC(オーディオパネル)を取り外します。
グローブボックスを開け、クラスターリッドCの左下側角を固定しておりますビス 1本を取り外します。
ダッシュボードの奥側に、『GPS・デジタルTVアンテナ』より延びているコードを隠します。
(フロント)ドア左側の車体側に取り付けられておりますドアインナーシールの内、フロントピラーに嵌め込まれている部位を外します。
ダッショボードとフロントピラーの間に隙間が出来ましたら、この隙間より『GPS・デジタルTVアンテナ』より延びているコードを通し、ダッシュボードの奥側へと隠します。
外した部位のドアインナートリムを、フロントピラーに元通りに嵌め込みます。
助手席側のフロントピラーに取り付けられているアシストグリップを取り外します。
アシストグリップ取り付けビスを隠しておりますカバーを、車両に対してリヤ側(手前側)より、起こす様に捲ります。
カバーが捲れましたら、アシストグリップ取り付けビスが見えました。
アシストグリップ取り付けビス 2本を外し、フロントピラーよりアシストグリップを取り外します。
『フィルムアンテナ』がフロントガラスに確実に張り付いている事を確認します。
貼り付けが不完全な場合や、貼り付けて間も無い状態で糊の硬化が進んでいない場合には、『GPS・デジタルTVアンテナ』を貼り付けた場合に『フィルムアンテナ』が剥がれてしまう場合があります。
『GPS・デジタルTVアンテナ』の、『フィルムアンテナ』の端子部に接続する端子部に取り付けられている保護用カバーを取り外します。
『GPS・デジタルTVアンテナ』の端子部と、『フィルムアンテナ』の端子部にズレがない様に合わせ、『GPS・デジタルTVアンテナ』の端子部をフロントガラスの内側に貼り付けます。
『GPS・デジタルTVアンテナ』より延びているコードは、ルーフトリム内へと導き、ルームトリム内に通しておきます。
この時、ルームトリム内に留まる事が不安定な場合には、『GPS・デジタルTVアンテナ』より延びているコードにスポンジテープ等を巻き付け、ルーフトリム内に留まり、容易に動き回って『GPS・デジタルTVアンテナ』より延びているコードが摺れてしまわない様にする事が必要です。
『GPS・デジタルTVアンテナ』より延びているコードが車両側の部品(車体自身)と摺れて動き回ると、被覆が劣化・損傷し短絡してしまう可能性があります。
ユーザーの依頼により、カーナビゲーションシステムを車両に取り付ける事となりました。
ユーザーが選択したカーナビゲーションシステムは、”富士通テン ECLIPS CD・1SEG・RADIO・MEMORY NAVI SYSTEM AVN119M”です。
商品を開封し、取り扱い説明書・取り付け説明書を熟読すると共に、梱包の内容を確認します。
イグニッションキーをアクセサリー位置まで回し、『ナビゲーション』を起動させます。
製品に同梱されております『フラッシュメモリー(地図ソフト)』を『ナビゲーション本体』に挿入します。
『ナビゲーション』の作動状態が正常である事が確認出来ましたら、エンジンを始動し試運転を行います。
車速信号、パーキングブレーキ信号、リバース信号の入力が正常な事を確認します。
メモリーを挿入します
メモリーを挿入します
クラスターリッドCを取り付けます
取り付けビスを、取り付けました
クラスターリッドCを嵌め込みました
クラスターリッドCを取り付けました
センターコンソールを取り付けました
ナビゲーション本体を取り付けます
コネクター類を接続します
製品に同梱されております『電源ケーブル』の内のアースケーブルと、
『電源ケーブル』に接続しました『配線コードキット』の配線の内のアースケーブルを、
『ナビゲーション本体』に取り付けました、取り付けブラケットの取り付けビスを使用し、『ナビゲーション本体』に取り付けます。
『ナビゲーション本体』は、取り付けブラケットを介し車両に取り付けられる事により、ボディーアースに接続となります。
今回の作業では、『電源ケーブル』、『配線コードキット』共にアースケーブルの先端に取り付けられております”クワ型端子”をそのまま使用し取り付けております。
これらのアースケーブルの先端に取り付けられております端子をボディーアース等に接続する場合、取り付けるボルトに大きなトルクが必要となる場所に取り付ける場合には、”クワ型端子”の場合には先端部が広がり取り付け時に締め付け不良となる場合があります。
この様な場合には、製品に取り付けられております”クワ型端子”を切断し取り除き、”O型端子”付け替える等の加工を施してから取り付ける事を推奨致します。
輸送用ブラケットを取り外します
取り付け用ブラケットを、取り付けました
取り付け用ブラケットを、取り付けました
アースケーブルを取り付けます
ナビゲーション本体の取り付け準備をします
オーディオセンターデッキ取り付けBkt.を取り外します
オーディオセンターデッキ取り付けBkt.を取り外します
車両側のコネクターを引き出します
車両側のコネクター
NAVC 日産車用配線コードキット (10P・6P)
製品に同梱されている電源ケーブル
配線コードキット
信号線接続コードを取り回しました
製品に同梱の『信号線接続コード』
車速信号線を接続しました
車速信号線を接続します
パーキングブレーキ信号線を接続しました
パーキングブレーキ信号線を接続します
分離した14ピンコネクターの端子配列を確認します。 『リバース信号線』は、赤/青の配線でした。
『リバース信号線』をコネクターより約20mmの箇所で切断し、信号送信側にスリーブを通しWギボシ メスを取り付けます。
信号受信側にはスリーブを通し、ギボシ オスを取り付けます。
Wギボシ メスとギボシ オスを接続し、『リバース信号線』を接続し、リバース信号を取り出す用意をしておきます。
ターミナルサイドの内、分離しておりました14ピンコネクターを接続します。
ターミナルサイド
14ピンコネクターを分離しました
14ピンコネクターを分離します
リバース信号線は、赤/青線でした
14ピンコネクターの端子配列を確認します
Wギボシ メス、ギボシ オス、各スリーブを取り付けました
サイドトリムを取り外しました
サイドトリムを取り外します
キックプレートを取り外しました
キックプレートを取り外します
別途、作成しました分岐コードを接続した関係で、この分岐コネクターのコードがパーキングブレーキレバー操作時に接触・巻き込まれ等が発生する可能性が出て来ます。
この為に、分岐コネクターをフロアパネルにテーピングで固定する事にしました。
パーキングブレーキ信号線を検出し、加工します
取り付けビスを外します (リヤ側)
取り付けビスを外します (フロント側)
取り外したセンターコンソール
センターコンソールを取り外しました
パーキングブレーキスイッチ
パーキングブレーキスイッチよりコネクターを外します
別途、分岐コードを作成しました
車両側の『車速信号線』となっている『1ピンコネクター(配線色:黄/白)』を、コネクター側に約20mmの配線を残した状態で切断します。
切断した配線を復元する時、コネクター側の配線をぎりぎりの位置で切断した場合、再び接続する事が困難となります。
切断した車両側の『車速信号線』にスリーブを通し、ギボシ メスを取り付けます。
※ 下記の図中、”エレクトロタップ”を使用しての配線(結線)が説明してありますが、接触不良等を防止する為、あえてギボシで接続する事としております。
『車速信号線』を検出し、接続する為の加工を施します。
車両側の『車速信号線』は、オーディオセンターデッキ取り付け部、車両側オーディオ接続コードの中にあります。
車両側オーディオ接続コード、14ピンコネクターから分岐する10ピンコネクター、6ピンコネクター、1ピンコネクターの中の『1ピンコネクター(配線色:黄/白)』が、車両側の『車速信号線』となっています。
車速信号線を検出し、加工します
車速信号線を検出します
車両側オーディオ接続コード
車速信号線を切断しました
車速信号線を切断します
クラスターリッドCが外れました
クラスターリッドCを外します
クラスターリッドCを取り外します
グローブボックスを開けると、取り付けビスが隠れています
ビスを取り外します
ダッショボードの奥側に『GPS・デジタルTVアンテナ』より延びているコードを隠しましたら、車両を運行中等の振動により、車両側の部品(車体自身等)と『GPS・デジタルTVアンテナ』より延びているコードが摺れて動き回ると、被覆が劣化・損傷し短絡してしまう可能性がありますので、束線バンド(タイラップ)等で適宜固定をしておきます。
『GPS・デジタルTVアンテナ』より延びているコードは助手席側サイドトリムの上部より出しておく様にします。
取り外しておりました助手席側のフロントピラートリムと、アシストグリップをフロントピラーに取り付けます。
助手席側ドアインナーシールを外します
ダッシュボード奥側にコードを隠します
助手席側サイドトリム上部より、コードを引き出します
コードをダッシュボード奥側へと隠しました
ルーフトリムのFr.ピラー上部よりコードを引き出します
アシストグリップ、Fr.ピラートリムを取り外します
アシストグリップを取り外しました
取り付けビスを外します
取り外した、アシストグリップ
端子同士を合わせ、アンテナコードを貼り付けました
外した、端子保護カバー
GPS・デジタルTVアンテナ接続部の端子保護カバーを外します
取り付けたフィルムアンテナに、『GPS・デジタルTVアンテナコード』を取り付けます。
『接続コード』、『GPS・デジタルTVアンテナコード』の梱包を解き、『GPS・デジタルTVアンテナコード』を取り出します。
接続コード、GPS・デジタルTVアンテナコード
『フィルムアンテナ(GPS・デジタルTVアンテナ)』を貼り付けます。
『フルムアンテナ』を取り出し、取り付け位置、取り付け方法等を確認します。
『フィルムアンテナ』の取り付け位置となる、フロントガラス内側の左上部を清掃し脱脂しておきます。
『フィルムアンテナ』を正しい位置に貼り付ける為に、フロントガラスの内側に、マスキングテープ等を使用しマーキングしておきます。
車室内の湿度が高い時は、エンジンを始動しエアコンディショナーを作動させ、湿気を取り除いた後でフィルムアンテナを貼り付ける様にします。
フロントガラス(外気)の温度が低い時にも、エンジンを始動しエアコンディショナーを作動させ、フロントガラスの温度を約20度以上とした後、フィルムアンテナを貼り付ける様にします。
『フィルムアンテナ』を、フロントガラスの規定位置に貼り付けます。
『フィルムアンテナ』が完全に貼り付けられた事を確認し、『フィルムアンテナ』の表面に張られている保護テープ、マーキングの為に貼り付けたマスキングテープ等を剥がします。
『フィルムアンテナ』に保護用の紙等をあてがい、『フィルムアンテナ』をフロントガラスに密着させる様に押さえ付けると、より確実に『フィルムアンテナ』を貼り付ける事が出来ます。
カーナビゲーションシステム、カーオーディオシステムの脱着、取り付け作業を行う場合には、全ての作業が完了しカーナビゲーションシステム、カーオーディオシステムを起動させるまでの間は、バッテリーのマイナス端子を取り外しておく事を推奨致します。
カーナビゲーションシステム、カーオーディオシステムの配線を行う際、配線の取り回しが悪いと、車両運行中の振動等により、車両本体に取り付けられている部品と配線が摺れてしまい、配線の被覆が損傷して短絡を起こす場合があります。
この様な事態となった場合には、最悪の場合には車両火災等の事故に繋がる可能性があります。
カーナビゲーションシステム、カーオーディオシステムの脱着、取り付け作業を行う場合には、各トリムを取り外す際、もしくは各トリムの内部に隠されている部分を加工(配線等)する場合には、鋭利なバリ等が有る箇所がありますので、作業者自身が傷害等を負う事がない様に注意し作業を行う事を推奨致します。
カーナビゲーションシステム、カーオーディオシステムのモニター等に、メーカー出荷時に貼り付けられております保護シール等は、カーナビゲーションシステム、カーオーディオシステムの全ての作動が正常である事が確認出来た後、直ちに取り除いておく事を推奨致します。
車両使用過程において、当該保護シールを貼り付けたままの状態とすると、カーナビゲーションシステム、カーオーディオシステムのモニター部に痕が残ってしまう可能性があります。
全ての機能が正常である事を確認します
使用しなかったエレクトロタップ
キッキングプレートを取り付けました
運転席側サイドトリムを取り付けました
ナビゲーション本体を取り付けました
ナビゲーション本体を取り付けます
コネクター類を接続しました
車両側のラジオアンテナケーブル
アースケーブルを取り付けました
取り外した、オーディオセンターデッキ取り付けBkt.
オーディオセンターデッキ取り付けBkt.を取り外しました
配線コードキット、車両側のコネクターを接続しました
配線コードキットのコネクター
電源ケーブル、配線コードキットを接続しました
GPS・デジタルTVアンテナ接続コードを取り回しました
リバース信号線を接続しました
リバース信号線を接続します
14ピンコネクターを接続しました
14ピンコネクターを接続します
取り外したサイドトリム取り付け用樹脂性クリップ
取り外したサイドトリム
取り外したキックプレート取り付けビス
取り外したキックプレート
パーキングブレーキ信号線
分岐コードを接続しました
車速信号線
ギボシ メス、スリーブを取り付けました
取り外した、クラスターリッドC
クラスターリッドCが外れました
取り外したビス
Fr.ピラートリム、アシストグリップを取り付けました
アンテナコードをFr.ピラーにテーピングして固定します
アンテナコードをFr.ピラーにテーピングして固定します
取り外した、Fr.ピラートリム
Fr.ピラートリムを取り外します
ルーフトリムの中に、アンテナコードを通します
GPS・デジタルTVアンテナコード
GPS・デジタルTVアンテナコード
フィルムアンテナ
フィルムアンテナを確認し、貼り付け位置を決定します
位置決めの為に、マスキングテープ等を貼り付けました
フィルムアンテナ貼り付け部を清掃し、脱脂します
保護フィルム、マスキングテープ等を剥がします
フィルムアンテナを貼り付けます
保護フィルム、マスキングテープ等を剥がします
フィルムアンテナを貼り付けました (車両外側より)
富士通テン ECLIPS MEMORY NAVI SYSTEM AVN119M
カバーを捲ると、取り付けビスが見えました
手前側より、起こす様にカバーを捲ります
GPS・デジタルTVアンテナ接続部端子
GPS・デジタルTVアンテナ接続部端子