インテークドアケーブルを、エアコンユニットのインテークドアリンクに接続します。
インテークドアケーブルの調整を行います。
エアコンコントロールパネルのインテーク切り替えレバーを操作し、内規循環位置にする。
インテークドアリンクをを図の矢印方向に押し、インテークドアケーブルのアウターケーブルをエアコンコントロールパネル側に軽く引きながらクランプに取り付けます。
エアコンコントロールパネルのインテーク切り替えレバーを操作し、インテークドアケーブルのインナーケーブルが滑らかに動く事を確認します。
エアコンコントロールパネルのインテーク切り替えレバーを操作した時、エアコンユニットのインテークドアリンクが確実に作動する事を確認します。
取材車両 BZ11-098095
入庫日 2010年07月23日
走行距離 66625km
センターベンチレーターダクトをエアコンユニットに取り付け、取り付けビス 2本でダッシュボードに固定します。
エアコンコントロールパネルにエアコンコントロールパネルフェースを取り付け、取り付けビス 2本で固定します。
エアコンコントロールパネルのエアミックスドアレバーに抓みを取り付けます。
エアコンコントロールパネルのエアミックスドアレバーに取り付けた抓みにガタつきがある場合には、当該抓みを新品のの部品に交換する等の処置を行う事を推奨致します。
エアコンコントロールパネルの取り付け状態を再確認します。
インテークドアコントロールケーブル、エアミックスドアケーブル、モードドアケーブルと、エアコンユニットの各ドアリンクの接続状態、クランプ固定状態を再確認し、エアコンコントロールパネルの各レバー、ダイヤルとの追従状態を再確認します。
エアコンコントロールパネルを取り付けます
2. スクリュー
4. 冷却ホース
6. ベント・デフレバー
8. ベント・デフリンク
10.ワッシャー
12.フットレバー
14.サーモアンプ
16.ロアブロアケース
18.クリーンフィルター
20.インテークドアリンク
22.インテークケース(左)
24.インテークケース(右)
26.フットダクト(左)
28.カバー(左)
30.ベントドア
32.デフドア
34.エアミックスドア
36.ヒーターコア
38.エアミックスドアレバー
40.エクスパンションバルブカバー
42.エクスパンションバルブ
44.インシュレーター
エアミックスドアケーブルが外れました
エアミックスドアケーブルが外れました
エアコンユニットに設けられておりますモードドアケーブルのクランプ部より、モードドアケーブルを取り外します。
レバーよりモードドアケーブルが外します
エアコンユニットに取り付けられておりますフットダクトLh.を取り外します。
フットダクトLh.は、ビス 2本で取り付けられています。
グローブボックスリッドを取り外します。
グローブボックスリッドは、ビス 8本で取り付けられています。
エアコンコントロールパネルを取り外します。
エアコンコントロールパネルは、ダッシュボードに取り付けビス 4本で取り付けられています。
エアコンコントロールパネルは、左右それぞれ2箇所の爪部でダッシュボードに嵌め込まれています。
この爪部を1箇所ずつ外しながら、ダッショボードの奥側へとエアコンコントロールパネルを取り外します。
エアコンコントロールパネルのエアミックスドアレバーに取り付けられております抓みを取り外します。
抓みを指で掴み、エアコントロールパネルのエアミックスドアレバーより引き抜く様にすれば取り外す事が出来ます。
エアコンコントロールパネルに取り付けられておりますフェースパネルを取り外します。
フェースパネルは、上側左右を取り付けビス 2本、下側左右はクリップ 2個で取り付けられています。
※
オーディオセンターデッキを取り外します。
オーディオセンターデッキを取り外します
カプラーを外したシガーライター(裏側)
今回の作業で取り外した部位が、元通りに組み付けられているかを再確認します。
アッシュトレーをクラスターリッドCの取り付け部位に取り付けます。
クラスターリッドCに取り付けられておりますハザードスイッチに、カプラーを接続します。
クラスターリッドCに取り付けられておりますシガーライターに、カプラーを接続します。
クラスターリッドCをダッシュボードの取り付け部位にに取り付け、取り付けビス 2本で固定します。
オーディオセンターデッキをダッシュボードに取り付け、取り付けビス 4本で固定します。
エアコンコントロールパネルフェースを取り付けます
グローブボックスリッドをダッシュボードの取り付け部位に取り付け、取り付けビス 8本で固定します。
グローブボックスリッドを取り付けましたら、グローブボックスリッドの開閉状態を確認しておきます。
フットダクトLh.を、取り付けビス 2本でエアコンユニットの取り付け部位に取り付けます。
エアコンコントロールパネルの取り付け状態を確認します
フットダクトLh.を取り付けました
モードドアケーブルを接続しました
用意しました新品部品のエアコンコントロールパネルを車両に取り付けます。
モードドアコントロールケーブル、エアミックスドアケーブル、インテークドアケーブルが、車両の各部位に接触し、傷等を付けない様に注意しながら挿入します。
また、元通りの取り回しとなる様に挿入する事も必要です。
取り付けビス 4本で、エアコンコントロールパネルをダッシュボードの取り付け部位にに取り付けます。
各ドアケーブルの取り回しに注意します
エアコンコントロールパネルを取り付けました
日産純正部品 エアコンコントロールパネル
モードドアコントロールケーブル、エアミックスドアケーブル、インテークドアケーブルが外れましたら、エアコンユニット左側側面に取り付けられておりますモードドアリンク、エアミックスドアリンク、インテークドアリンクを手で動かし、軽く摺動し切り替わる事を確認しておきます。
今回の作業では、モードドアリンクのデフドア部の摺動が硬く、切り替えがスムーズに行えない事が判明しました。
当該要因が、エアコンコントロールパネルのモードダイアル裏側のピン部が、モードドアケーブルと一体となって動くスライダーの穴部から外れてしまった原因となった事が判明しました。
1. カバー(右)
3. フットダクト(右)
5. ブロアファンモーター
7. ベント・デフロッド
9. ベント・デフリンク
11.フットリンク
13.ヒーターパイプカバー
15. ヒーターハイプパッキン
17. ブラケット
19. インテークレバー
21.ブロアファンレジスター
23.インテークドア
25.アタッチメントケース
27.クリップ
29.ブロアケース(左)
31.デフロッド
33.フットドア
35.ブロアケース(右)
37.スプリング
39.ヒーターパイプクリップ
41.ボルト
43.エバポレーター
各ドアケーブルを取り外します
モードドアコントロールケーブル、エアミックスドアケーブル、インテークドアケーブルが外れました。
エアコンコントロールパネルをダッシュボードより取り外します。
モードドアコントロールケーブル、エアミックスドアケーブル、インテークドアケーブルの取り回し状態をメモを取る等し、再度取り付ける際に取り回しが容易に判断出来る様にしておく事が必要です。
モードドアコントロールケーブル、エアミックスドアケーブル、インテークドアケーブルが、車両の各部位に接触し、傷等を付けない様に注意しながら取り外す事が大切です。
インテークドアケーブルを取り外します。
エアコンユニットのインテークドアレバーのピン部に設けられておりますドアケーブルが外れる事を防止する為の爪部を押し込みながら、インテークドアケーブルのエアコンユニット接続側エンド部を、エアコンユニットのインテークドアレバーから取り外します。
エアコンユニットに設けられておりますインテークドアケーブルのクランプ部より、インテークドアケーブルを取り外します。
エアミックスドアケーブルを取り外します。
エアコンユニットのエアミックスドアレバーのピン部に設けられておりますドアケーブルが外れる事を防止する為の爪部を押し込みながら、エアミックスドアケーブルのエアコンユニット接続側エンド部を、エアコンユニットのエアミックスドアレバーから取り外します。
エアコンユニットに設けられておりますエアミックスドアケーブルのクランプ部より、エアミックスドアケーブルを取り外します。
インテークドアケーブルが外れました
インテークドアケーブルが外れました
エアミックスドアケーブル (黒色)
モードドアケーブルが外れました。
モードドアケーブルを取り外します。
エアコンユニットのモードドアレバーのピン部に設けられておりますドアケーブルが外れる事を防止する為の爪部を押し込みながら、モードコントロールケーブルのエアコンユニット接続側エンド部を、エアコンユニットのモードドアレバーから取り外します。
エアコンコントロールパネルに取り付けられておりますモードドアケーブル、エアミックスドアケーブル、インテークドアケーブルを取り外します。
各ドアケーブルは、エアコンコントロールパネル側では取り外す事が出来ませんので、エアコンユニット側で取り外します。
モードドアケーブル (白色)
爪部を押し縮めながら外します
レバーよりモードドアケーブルが外しました
クランプ部よりモードドアケーブルを外しました
クランプ部よりモードドアケーブルを外します
フットダクトLh.を取り外します
グローブボックスリッドを取り外します
※ センターベンチレーターダクト
エアコンコントロールパネルが外れました。
エアコンコントロールパネルの裏側・・・、
インテークドアケーブル、モードドアケーブル、エアミックスドアケーブルが取り付けられている側の、モードドアケーブル接続部を目視により確認してみます。
エアコンコントロールパネルのモードダイアル裏側のピン部が、モードドアケーブルと一体となって動くスライダーの穴部から外れており、モードダイアルの動きに対し、モードドアケーブルが追従して動いていない事が判明しました。
エアコンコントロールパネルが外れました
取り外した、エアコンコントロールパネルフェース取り付けビス
取り外した、エアコンコントロールパネルフェース
エアコンコントロールパネルフェースを取り外します
センターベンチレーターダクトのエアコンユニット接続部に取り付けられておりますスポンジテープが収縮・損傷等している場合には、スポンジテープを張り替える等の処置を施しておきます。
センターベンチレーターダクトが変形等し、エアコンユニットの接続部に隙間が生じている場合には、センターベンチレーターダクトを新品に交換します。
取り外した、センターベンチレーターダクト取り付けビス
取り外した、センターベンチレーターダクト
センターベンチレーターダクトを取り外します。
センターベンチレーターダクトは、ビス 2本で取り付けられています。
センターベンチレーターダクトを取り外します
クラスターリッドCを取り外します。
クラスターリッドCの下端部に取り付けられておりますアッシュトレーを取り外します。
クラスターリッドCの取り付けビス 2本を取り外し、クラスターリッドCをダッシュボードより取り外します。
シガーライターに接続されておりますハーネスカプラー、ハザードスイッチに接続されておりますハーネスカプラーを取り外します。
当該車両のエアコンコントロールパネルに設けられておりますモードコントロールスイッチを動かすと、節度感が無く非常に軽く動いてしまいます。
モードコントロールスイッチを動かしても、エアコンユニットに設けられておりますモードコントロールのVENTドア、FOOTドア、DEFROSTERドアは作動していないようです。
モードコントロールスイッチと、エアコンユニットに設けられておりますモードコントロールレバーが連動しているかどうか、エアコンコントロールパネルの裏側からエアコンユニットのモードコントロールレバーに取り付けられておりますモードコントロールケーブルの取り付け状態、及び接続状態を確認してみる事にしました。
アッシュトレーを取り外します
アッシュトレーを取り外しました
取り外した、取り付けビス 2本
取り付けビスを取り外します
取り外した、シガーライターコネクターカプラー
取り外した、ハザードスイッチコネクターカプラー
カプラーを外したハザードスイッチ(裏側)
イグニッションスイッチがOFFの状態の時、ハザードスイッチが正常に作動する事を確認します。
イグニッションスイッチがACCの時、シガーライターが正常に作動する事を確認します。
イグニッションスイッチがACCの時、オーディオセンターデッキが正常に作動する事を確認し、時計、AM/FM等の設定を、取り外す直前の状態にセットします。
イグニッションスイッチがONの時、エアコンスイッチを作動させた時、エンジンルーム内に取り付けられておりますエアコンディショナーコンプレッサーのマグネットクラッチが正常に作動する事を確認します。
イグニッションスイッチがONの時、デフォッガースイッチを作動させた時、リヤデフォッガーが正常に作動する事を確認します。
イグニッションスイッチがONの時、エアコンコントロールパネルの風量調整ダイヤルを作動させた時、エアコンディショナーのダクトから吹き出して来る風量が切り替わり、正常に出て来る事を確認します。
イグニッションスイッチがONの時、エアコンコントロールパネルの風量調整ダイヤルを最大風量となる位置とし、内気外気切り替えレバーを作動させた時にエアコンユニットのインテークドアが正常に作動するか、モード切り替えだいやるを作動させた時にエアコンユニットのモードドアの各ドアが正常に作動するかを確認します。
エンジンを始動して暖気し、エアコンコントロールパネルの風量調整ダイヤルを最大風量となる位置とし、温度調整ダイヤルを作動させた時、エアコンユニットのエアミックスドアが正常に作動し、エアコンディショナーのダクトから吹き出て来る空気の温度が適切に変化する事を確認します。
上記の点検内容は、一連の作業を早急に行わない場合には、バッテリーが放電してしまう原因となりますので、必要な場合にはエンジンを運転中に実施する事とします。
今回の作業では、エアコンコントロールパネルが故障要因となっている事から、エアコンコントロールパネルの交換を行いましたが、エアコンユニットのモードドアリンクのデフドアの摺動不具合が原因でエアコンコントロールパネルが損傷した事を再認識しておく必要があります。
原因を追究し取り除かなければ、故障要因を交換しても、再び同一部品が故障してしまう結果に繋がります。
また、他の部品にも悪影響を及ぼす可能性があります。
取り付け作業が完了しました
アッシュトレーを取り付けます
クラスターリッドCを取り付けました
オーディオセンターデッキを取り付けました
エアミックスドアレバーの抓みを取り付けました
エアコンコントロールパネルフェースを取り付けました
グローブボックスリッドを取り付けました
ESMより
ESMより
エアミックスドアケーブルを接続しました
ESMより
インテークドアケーブルを接続しました
各ドアケーブルを接続します
日産純正部品 エアコンコントロールパネル
モードドアレバー
エアコンユニット分解図 EMSより
インテークドアケーブル (黄色)
エアコンコントロールパネルを取り外しました
モードドアケーブルが外れました
ESMより
※ フットダクトLh.
※
取り外した、フットダクトLh.取り付けビス
取り外した、フットダクトLh.
フットダクトLh.を取り外しました
取り外した、グローブボックスリッド取り付けビス
取り外した、グローブボックスリッド
グローブボックスリッドを取り外しました
エアコンコントロールパネルの爪部
取り外した、エアコンコントロールパネル取り付けビス
ピンがスライダーから外れています
ピンがスライダーから外れています
エアミックスドアレバーの抓みを取り外しました
エアミックスドアレバーの抓みを取り外します
エアコンコントロールパネルフェースを取り外しました
ESMより
センターベンチレーターダクトを取り外しました
オーディオセンターデッキを取り外しました
吹き出し口切り替えスイッチが空回りしているようです
クラスターリッドCを取り外しました
取り外した、クラスターリッドC
『NISSAN CUBE(BZ11型車)』 エアコンコントロールパネル
エアコンユニット 左側側面
エアコンコントロールパネルを取り外します
取り外した、オーディオセンターデッキ取り付けビス
取り外した、オーディオセンターデッキ
クラスターリッドCを取り外します