24か月定期点検整備、及び自動車継続検査の為に入庫して来ました『NISSAN　SKYLINE　(ER34型車』・・・。

『NISSAN　SKYLINE　(ER34型車)』のヘッドライトのレンズは樹脂製となっておりますが、このヘッドライトレンズのコーティング剤が剥がれ落ち、傷が付き汚れが付着してしまっています。

この様な状態では、ヘッドライト(前照灯)の光量が不足しており、自動車継続検査は不合格となってしまいます。

この事から、当該車両に取り付けられておりますヘッドライトレンズに付着しております汚れをクリーニング剤で取り除き、加えて剥がれ落ちてしまっているコーティング剤を改めて塗布する事になりました。

ヘッドライトレンズのクリーニング、及びコーティングが終了しました。

入庫時のヘッドライトレンズのコーティング剤が剥がれ落ち、傷が付き汚れが付着してしまっている状態から、クリアな輝きを取り戻した状態となりました。

これにより、ヘッドライト(前照灯)の光量が不足する事無く、自動車継続検査は合格となりそうです。

『PIT WORK　ホイールコート』に同梱されておりますハードスポンジに、同じく同梱されておりますガーゼを巻き付け、ホイールコート(コーティング剤)を適量染み込ませます。

一筆書きとなる様に、ヘッドライトのレンズにコーティング剤を塗布して行きます。

コーティング剤を塗布する際は、一度塗りとし、重ね塗りは行わない様にします。

ヘッドライトのレンズにコーティング剤を塗布する事により、ヘッドライトのレンズに付いております傷を隠す事が出来ます。

コーティング剤の塗布が終了しましたら、ヘッドライトのレンズに塗布しましたコーティング剤の乾燥を待ちます。

時間を置かず引き続いて、ヘッドライトレンズにコーティング剤を塗布します。

使用するコーティング剤は・・・、

PIT WORK

ホイールコート

(品番：KA210-1009E)

です。

『PIT WORK　撥水ボディコート　シャンプー&水垢取り』を適量ウェス等に染み込ませ、ヘッドライトのレンズに付着しております汚れを綺麗に落とします。

ヘッドライトのレンズに付いております傷は、この段階では綺麗に取り除く事は不可能です。

クリーニングの成果が解る様に、マスキングラインを設け比較しています。

左側：クリーニング済

右側：クリーニング前

まずは、ヘッドライトレンズに付着しております汚れをクリーニング剤で取り除きます。

使用するクリーニング剤は・・・、

PIT WORK

撥水ボディコート　シャンプー&水垢取り

(品番：KA300-0019E)

です。

ヘッドライトのレンズの紫外線等の影響による変色に関しましては、効果が得られません。

ヘッドライトのレンズ内部の汚れは、当該作業では効果が得られません。

当該作業を行った場合でも、ヘッドライトレンズが新品の時にコーティングされている状態と比較すると、コーティング剤の寿命は同一の期間得られるとは限りません。

車両使用過程において、再びヘッドライトレンズのコーティング剤が剥がれ落ち、傷が付き汚れが付着した場合には、当該作業を再度実施する必要があります。

ヘッドライト内部の反射板の曇り等は、当該作業では成果が得られません。

当該作業を実施する事によって、道路運送車両法　保安基準に適合する事を確約するものではありませんので、ヘッドライトテスター等を使用し、ヘッドライト(前照灯)の光量等を測定し道路運送車両法　保安基準に適合している事を確認する事を推奨致します。