バッテリーフィックスフレームを取り付け、バッテリーケースにセットしたバッテリーを固定します。

バッテリーフィックスクレームナットの過度の締め付けは、バッテリー自身が変形、もしくは損傷する原因となりますので適正なトルクで締め付ける事を推奨致します。

バッテリー交換

取材車両 CKV36-400981
入庫日   2010年08月22日
走行距離 11339km

バッテリープラス端子に取り付けられております保護カバーを取り外します。

絶縁処置の為に巻き付けておりました絶縁テープを剥がし取ります。

バッテリープラス端子にバッテリプラスターミナルを接続します。

バッテリーマイナスターミナルを外しました

バッテリーマイナスターミナルをバッテリーマイナス端子より取り外します。

バッテリーフィックスフレームを取り外します。

バッテリーフィックスフレーム構成部品の内、フロント側のバッテリーフィックスフレームフックは車両に取り付けられたままの状態としておきます。

フードリッジカバーを取り外します

『BOSCH ハイテクシルバーU HTSS-95D23L』

バッテリーケースにバッテリーをセットしました

バッテリープラスターミナルを外します

取り外した、フードリッジカバー

本体に接続します

12V用配線を・・・、

『NISSAN SKYLINE(CKV36型車)』 運転席周辺

『BOSCH ハイテクシルバーU HTSS-95D23L』

バッテリーの交換作業を実施します。

新たに用意したバッテリーは、『BOSCH ハイテクシルバーU 95D23L (品番:HTSS-95D23L)』です。

右インストルメントロアパネルにダイアグノシスカプラーカバーを取り付け、ダイアグノシスカプラーを右インストルメントロアパネル上部に格納します。

バックアップ用バッテリーから、『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 12V用配線を取り外します。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 本体より、『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 12V用配線を取り外します。

車両のダイアグノシスカプラーより、『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 本体を取り外します。

バッテリーカバーを取り付けます。

フードリッジカバーLh.を取り付けます。

カウルトップカバーLh.を取り付けました

カウルトップカバーLh.を取り付けます。

カウルトップカバーLh.に、予め取り外しておりましたカウルトップシールを取り付けます。

バッテリーフィックスフレームを取り付けます

バッテリーマイナス端子保護カバーを外します

バッテリーマイナスターミナルを取り付けました

バッテリーマイナス端子に取り付けられております保護カバーを取り外します。

バッテリーマイナス端子にバッテリマイナスターミナルを接続します。

バッテリープラス端子保護カバーを外します

バッテリーケースにバッテリーをセットします。

用意した新品のバッテリー(『BOSCH ハイテクシルバーU 95D23L (品番:HTSS-95D23L)』)を車両に取り付けます。

車両よりバッテリーを取り外しました。

バッテリーケースよりバッテリーを取り出します。

バッテリーマイナスターミナルを外します

バッテリープラスターミナルをバッテリープラス端子より取り外します。

取り外したバッテリープラスターミナルは、バックアップ電源を確保している関係で、バックアップ用バッテリーの電源電圧が掛かっています。

この為、これ以降の作業は安全性を期する為に、取り外したバッテリーターミナルに絶縁テープを巻き付ける等の絶縁処置を施しておく事を推奨致します。

バッテリーを取り出します

取り外した、バッテリー

バッテリーフィックスフレームを取り外します

バッテリーフィックスフレームを取り外します

カウルトップカバーRh.とカウルトップカバーLh.を分離します。

カウルトップカバーRh.のカウルトップカバーLh.との結合部に設けられた樹脂製の爪を外し、カウルトップカバーLh.を車両に対してフロント側にスライドさせます。

カウルトップカバーLh.の左端後部に設けられた穴部に、嵌め込まれる様に取り付けられているフロントガラスのガラスモールディングLh.のロア側エンド部のフックを取り外します。

車両より、カウルトップカバーLh.が外れました。

カウルトップカバーLh.を取り外します。

カウルトップカバーLh.に取り付けられているカウルトップシールを取り外します。

カウルトップシールは、カウルトップカバーLh.に取り付けられているクリップ 4箇所の部位のみ取り外した状態としておきます。

カウルトップカバー取り付けクリップ 2個を取り外します。

カウルトップシールを取り外します

カウルトップカバーLh.を取り外します

取り外したカウルトップカバーLh.取り付けクリップ

取り外したカウルトップカバーLh.

フードリッジカバーを取り外します。

フードリッジカバーは、取り付けクリップ 5個でインナーフェンダーに取り付けられています。

バッテリーカバーを取り外します。

バッテリーカバーを取り外します

取り外した、バッテリーカバー

取り外した、フードリッジカバー取り付けクリップ

バックアップ電源が確保出来ましたら、当該車両に取り付けられておりますバッテリーの交換作業を開始します。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 12V用配線のバックアップ用バッテリー接続側端子(ワニ口クリップ 赤・黒)を、バックアップ用バッテリーに接続します。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 12V用配線のバックアップ用バッテリー接続側端子 赤(ワニ口クリップ 赤)を、バックアップ用バッテリープラス端子に・・・、

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 12V用配線のバックアップ用バッテリー接続側端子 黒(ワニ口クリップ 黒)を、バックアップ用バッテリープラス端子に接続します。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 本体の緑色のLED(右側)が点灯します。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 本体の緑色のLEDが左右共に点灯すると、、バックアップ電源が確保出来た状態となった事を示しています。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 本体の赤色のLED(右側)が点灯した場合には、バックアップ用バッテリーの電圧降下、容量不足等が考えられますので、バックアップ用バッテリーとして十分な電源電圧・電源容量等を持った状態のバッテリーを用意し接続する事を推奨致します。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 12V用配線のバックアップ用バッテリー接続側端子(ワニ口クリップ 赤・黒)は、バックアップ用バッテリーに接続する際等に相互に接触し短絡させない様に注意する事が必要です。
『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 12V用配線の本体接続側端子を、『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 本体に設けられている12V用配線接続端子に接続します。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 12V用配線のバックアップ用バッテリー接続側端子(ワニ口クリップ 赤・黒)は、相互に接触し短絡させない様に注意する事が必要です。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ』 12V用配線

本体に12V用配線を接続しました

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 本体を、車両側のダイアグノシスカプラーに接続します。

車両側のダイアグノシスカプラーまでバッテリー電源電圧が掛かっていれば、『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 本体の緑色のLED(左側)が点灯します。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』 本体の緑色のLEDが点灯しない場合には、『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』を使用しての車両のバックアップ電源の確保は不可能と言う事になります。

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ』 本体

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ』 本体を接続します

イグニッションスイッチを”OFF”とし、作業を開始します。

運転席ドアを開け、ダイアグノシスカプラーを確認します。

『NISSAN SKYLINE(CKV36型車)』の場合には、右インストルメントロアパネルの中央付近に取り付けられているダイアグノシスカプラーカバーを外すと、ダイアグノシスカプラーを取り出し、確認する事が出来ます。

右インストルメントロアパネル

右インストルメントロアパネル

今回の作業では、車両のバックアップ電源を確保するツールとして『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ (品番:JTC4726A)』を使用する事にします。

取り外した部位が、元通りに組み付けられている事を確認します。

バッテリーターミナルの締め付け具合を確認し、バッテリー端子 〜 バッテリーターミナル間が確実に接続されている事を確認します。

バッテリー端子 〜 バッテリーターミナル間に接触抵抗が無い事を確認しておきます。

イグニッションスイッチを操作し、車両の各電装品が確実に作動する事を確認しておきます。

エンジンを始動し、エンジンの運転状態が正常である事を確認しておきます。

車両の試運転を実施し、運転状態が正常である事を確認しておきます。

一般道で車両の試運転を実施する際には、周囲の交通事情に十分な配慮を行い、事故等に繋がる事態となる事は絶対に避ける様にする必要があります。

バックアップ電源を確保しない状態でバッテリー交換作業を実施した場合、新たにバッテリーを取り付けたとしても『NISSAN CONSALT-V』を使用し故障コードに消去、及び学習機能(エンジン 電子スロットル等)を学習させる必要が生じます。

故障コードに消去、及び学習機能(エンジン 電子スロットル等)を学習させない状態のままで車両を運行しようとすると、正常な運転状態を保てない状態となる可能性があります。

バックアップ電源を確保しない状態で、故障コードの発生を防いだり、各センサー、アクチュエーター等の学習機能を保持したままの状態を維持しようと、エンジンを始動しオルタネーターの発生電圧をバックアップ電源として確保した場合には、バッテリーターミナルをバッテリー端子より外した際に、オルタネーターの端子電圧が規定値以上の異常値まで上昇し、この規定値以上の以上電圧が車両の回路に流れ、各コントロールユニット、センサー、アクチュエーター等を損傷させるさせる原因となる可能性があります。

バッテリーターミナルを短絡させた場合、車両の回路に過大な電流が一気に流れ、車両のヒューズ、配線、各コントロールユニット、センサー、アクチュエーター等を損傷させるさせる原因となる可能性があります。

バッテリーターミナルをプラス、マイナスの極性を間違えてバッテリーに接続した場合、車両のヒューズ、配線、各コントロールユニット、センサー、アクチュエーター等を損傷させるさせる原因となる可能性があります。

簡単な作業ですが、当該作業を実施するの当たり、十分な知識と経験を有した作業者が実施するようにする事を推奨致します。

バッテリーの交換作業におきましても、間違った作業を行ってしまうと、最悪の場合には車両火災の原因となる可能性があります。


ダイアグノシスカプラーを格納します

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ』を取り外します

バッテリーカバーを取り付けました

フードリッジカバーLh.を取り付けました

バッテリーフィックスフレームを取り付けました

バッテリープラスターミナルを取り付けました

用意した新品のバッテリーを取り付けます

取り外したバッテリープラスターミナルに絶縁処置を施します

バッテリープラスターミナルを外しました

バッテリーケース

取り外した、バッテリーフィックスフレーム

バッテリーフィックスフレームを取り外しました

カウルトップカバーRh.、Lh.を分離します

樹脂爪の勘合を外し、フロント側にスライドさせます

A部のレバーを上側に持ち上げ、樹脂爪の勘合を外す

EMSより

カウルトップカバーLh.を取り外しました

バッテリーカバーを取り外します

バッテリーカバーを取り外しました

フードリッジカバーを取り外しました

本体の緑色のLED(右側)も点灯しました

『NISSAN SKYLINE(CKV36型車)』 エンジンルーム全景

12V用配線をバックアップ用バッテリーに接続します

バックアップ用バッテリーを接続しました

OBDUコネクターに接続が可能な形状です

本体の緑色のLED(左側)が点灯しました

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ』 本体を接続しました

ダイアグノシスカプラーを取り出しました

ダイアグノシスカプラーカバーを外し・・・、

『JTC OBDU端子用メモリーバックアップ』