取材車両 H59A-0002070
入庫日 2009年11月16日
走行距離 1339km
車両の下側へと『パルスカレントディスチャージワイヤー』を取り回し、ブレーキパイピングに沿わせる様にしながら『パルスカレントディスチャージワイヤー』の先端部を出来る限り車両の中心部へと移動させます。
『ラストストッパー本体』より延びております『パルスカレントディスチャージワイヤー』に、保護用のコルゲートチューブを装着します。
エンジンルーム右側後端へと『パルスカレントディスチャージワイヤー』を取り回し、適切な箇所にタイラップで固定しておきます。
『電源ワイヤー』をプラス端子に接続します
ブレーキパイピングBkt.取り付けボルトを外し・・・
To FIT 『ラストストッパー』
『ラストストッパー本体』を車両に取り付けました
『ラストストッパー本体』
冬季には積雪があり、”塩化カルシウム”の塩害を受ける可能性がある地域で使用する車両の、防錆処理を依頼されました。
今回の作業では、防錆用塗装を施すのではなく、『To FIT』社製の『RUST STOPPER』を取り付ける事としました。
『To FIT』社製の『RUST STOPPER』とは・・・、
金属の錆びは、異なる金属間の電位差から電子が移動し、電子が減った部分に大気中の酸素などの電子が結びついて発生すると言われています。
そこで、金属部分に微細な電流を流すことで減少した電子を補い、錆びの 原因となる電子との結びつきを防ぐのが基本的な原理です。
『ラストストッパー本体』を固定する場所は、雨等の水が掛からない場所、エキゾーストマニホールド周辺の高温となる場所等は避ける様に取り付けます。
『ラストストッパー本体』を固定します『車両取付用マジックテープ』を車両に貼り付ける場合には、貼り付ける部位を脱脂・清掃し、外気温が低い場合には取り付ける部位のボディー等を約20度に暖めると確実に貼り付ける事が可能となります。
『電源ワイヤー』、『アースワイヤー』の先端に取り付けられております内径8mmの丸端子は、必ずしも内径6mmの丸端子に交換する必要はありません。
今回の作業では、『電源ワイヤー』、『アースワイヤー』を接続します部位のボルト径が6mmの為、あえて内径6mmの丸端子に交換致しました。
『パルスカレントディスチャージワイヤー』は、コルゲトチューブを必ずしも装着する必要はありません。
今回の作業では、取り回す部位を勘案しコルゲートチューブを装着致しました。
『パルスカレントディスチャージワイヤー』は、設計理論上 出来る限り車両の中心に取り付ける事が理想的な取り付け方法です。
不可能な場合には、車両のボディーアース箇所であれば どこでも接続が可能な様ですが、『アースワイヤー』を接続しております部位(バッテリーマイナスターミナル)には絶対に接続は行わない様にします。
『パルスカレントディスチャージワイヤー』は、切断・加工等は行わない様にします。
『パルスカレントディスチャージワイヤー』は、エキゾーストマニホールド等の高温となる部位の周辺への取り回しは避ける様にします。
『パルスカレントディスチャージワイヤー』は、プロペラシャフト等の回転部位、サスペンション部品等の作動部位に巻き込まれない様な部位に固定する事とします。
『アストストッパー』の取り付けは簡単な作業ですが、取り付け方法を誤ると設計通りの性能が発揮されないばかりではなく、最悪の場合には短絡の発生等により車両火災の原因となる場合があります。
車両に取り付けられておりますバッテリーの性能が著しく低下した場合には、バッテリー上がりを防ぐ為に『ラストストッパー』の作動が一時的に遮断される場合があります。
『ラストストッパー本体』の電源がオンとなっている事を、『ラストストッパー本体』のLEDが点灯している事で確認します。
トランスアクスルメンバーの右側にあるブレーキパイピングブラケットの取り付けボルトを外し、『パルスカレントディスチャージワイヤー』を接続し固定しました。
『パルスカレントディスチャージワイヤー』を、ブレーキパイピングにタイラップを使用し、適宜 固定しておきます。
『ラストストッパー本体』より延びている『電源ワイヤー』、『アースワイヤー』の先端に取り付けられております内径8mmの丸端子を切断します。
当該部位に、内径6mmの丸端子を圧着し取り付けておきます。
『電源ワイヤー』をバッテリー プラスターミナルへ・・・、
『アースワイヤー』をバッテリー マイナスターミナルへと接続しました。
内径6mmの丸端子に付け替えておきます
『電源・アースワイヤー』の丸端子を切断し・・・
長尺のワイヤーをまとめて固定しておきます
『電源ワイヤー』をプラス端子に接続しました
『アースワイヤー』をマイナス端子に接続しました
『パルスカレントディスチャージワイヤー』を固定しました
『パルスカレントディスチャージワイヤー』を固定しました
『パルスカレントディスチャージワイヤー』
H59A型車 車両下側
『パルスカレントディスチャージワイヤー』の接続部を決定します
『パルスカレントディスチャージワイヤー』を接続しました
ブレーキパイピングに沿わす様にタイラップで固定します
ブレーキパイピングに沿わす様にタイラップで固定します
ブレーキパイピングに沿わす様にタイラップで固定します
ブレーキパイピングに沿わす様にタイラップで固定します
『ラストストッパー本体』のLEDが点灯している事を確認します
今回の作業では、エンジンルーム内、インナーフェンダーRh.のバッテリー取り付け部 右側後部とします。
『ラストストッパー本体』を取り付ける為に貼り付けます『車両取付用マジックテープ』の貼り付け部位を、ブレーキ&パーツクリーナー等で脱脂・洗浄します。
当該部位に『車両取付用マジックテープ』を貼り付け、『ラストストッパー本体』を取り付けます。
車両のエンジンを停止状態とし、イグニッションスイッチをオフの状態にします。
『ラストストッパー本体』を取り付ける場所を選択します。
To FIT 『ラストストッパー』
H59A型車 エンジンルーム全景
『ラストストッパー本体』を取り付ける位置を脱脂・清掃します
『車両取付用マジックテープ』を車両に取り付けました
『車両取付用マジックテープ』